こんにちは。広報の小粥です。
先日、名古屋市中区にあるタクミカメラさんにて、「おもいでばこ」セミナーを開催させていただきました。タクミカメラさんは昭和22年創業のカメラ屋さんで、現在は3代目の鈴木慎二さん、貴美子さんご夫妻が切り盛りされています。写真がデジタル化し、プリントする機会が減る中、“写真を愉しく撮ることからカタチに残すこと”までをお手伝いしたい!と、デジカメやスマホ写真のプリントはもちろん、アルバムなどの写真雑貨の販売、アルバム作り教室、写真の撮り方レッスン、撮影会なども行なっていらっしゃいます。
タクミカメラさんと「おもいでばこ」の出会いは、半年前。フォトインストラクター講習の講師でもある写真家徳光ゆかり先生が「おもいでばこ」を愛用してくださっており、講習を受けられた慎二さんにご紹介いただいたのがきっかけでした。何度かお話させていただき、すっかりファンになっていただいた今では、ご自宅ではもちろん、店舗でも活用いただいています。
みんな困っている デジタル写真の保存・整理方法
この日、お集まりいただいたのは、タクミカメラ女子カメラ部の方、鈴木家の娘さんが通う幼稚園のママ友達など、タクミカメラさんを応援し、写真を大切にしていらっしゃる方々。
まずは、自己紹介とこのセミナーに参加した理由をお伺いしました。
・アルバム大使として活動しているが、アルバム作りをしたいけど、溜まりすぎたデータからアルバムに使う写真をプリントするところまでたどり着かないと困っているママが多いから。
・写真の整理もだけれど、動画もどうにかしたいと思った。
・写真を撮るのは自分だけれど、データの管理はパパのパソコン。自分で撮ったものは自分で管理したい。
・スマホで写真を撮っており、タクミカメラさんにプリントしに来てはアルバム作りをしている。スマホ内のデータ量が膨大で、店頭受付機にもギブアップしてしまった。パソコンが苦手な私でも簡単に使えると聞いて興味を持った
・「おもいでばこ」ユーザー。これまでパソコン、メモリーカード、CD-Rなど様々なものに保存してきたが、どれも壊れてしまったことがあり何度もデータ消失を体験した。今は撮ったらすぐに「おもいでばこ」へ入れるようにしているが、もっと使いこなしたい。
・写真が好きで、アルバム作りをしているが、アルバムに入らなかった写真がそのままなことが気になっていた。
みなさんそれぞれにお悩みをお持ちでした。写真好きのみなさんなので、アルバムを作っていらっしゃる方ばかりでしたが、それに至るまでの保存、整理や、アルバムにしていない写真や、出来ない動画に困っているようでした。
「みんなで楽しむ」写真本来の姿を思い出させる「おもいでばこ」
続いて、貴美子さんより参加者さんへ「おもいでばこ」をご紹介いただきました。
貴美子さんが気に入ったポイントは3つ。
・操作が簡単
・テレビで見られる
・「おもいでばこ」からUSBメモリーなどに書き出して活用できる
・操作が簡単
「おもいでばこ」がはじめて鈴木家にやってきたとき、まず15年分の家族写真を取り込んでみることにしたそう。触れるまでは操作はかんたんだと聞いてはいたけれど、実は大変なのでは?と不安もあったそうです。
それでも実際にやってみると本当に簡単。SDカードは「おもいでばこ」本体に挿して取り込み、パソコンからもとりこみかきだしツールを使ってフォルダーを移動するだけで待っていれば取り込みは完了。見るのも簡単だから、子どもさんたちも自分で操作して、写真を楽しんでいるそうです。
・テレビで見られる
使う前はこの機能には全く魅力を感じていなかったという貴美子さん。その理由は、写真はプリントしてこそ意味があると考えていて、写真をテレビで見られてしまったら、それで終わってしまうと思っていたからです。しかし、実際「おもいでばこ」を使い始めてからは、撮ったその日にテレビで見返すようになったそうです。これまで鈴木家では、撮影したデータをパソコンに取り込んで、日付や行った先、更には、息子さん用、娘さん用でフォルダー分けして管理していて、とても丁寧に整理されてはいましたが、整理に時間がかかり、家族で見るのはかなり先だったのだそう。
「おもいでばこ」を使って、貴美子さんはあることを思い出したといいます。
「写真はすぐにみんなで見るもの」だということです。
フィルム時代は、1枚1枚大切に撮影したらすぐ写真屋さんでプリントをし、どんな写真がとれているかわくわくしながらみんなで見返すものでした。写真がデジタル化し、気軽に沢山撮影できるようになりましたが、個人それぞれのスマホや、カメラ、パソコンに閉じ込められてしまい、みんなで見返す体験が後回しだったと気が付かれたそうです。
・「おもいでばこ」からUSBメモリーなどに書き出して活用できる
「おもいでばこ」は中に取り込んだ写真をSDカードやUSBメモリーなどへデータを書き出すことができます。
ある日、お客様がたくさんのSDカード、USBメモリーを持ち、その中の写真を使って複数の写真からアルバムを自動レイアウトする「イヤーアルバム」を作りたいとご来店されたそうです。見てみると、それぞれの機器に大量の写真が入っており、店頭機で写真を選ぶには、途方もない時間がかかりそう。そこで、「おもいでばこ」を使うことを提案されたそうです。一旦すべてのデータを「おもいでばこ」一箇所に集め、そこからお気に入りだけを選んで、再度USBメモリーへ書き出し。こうして、大量のデータの中から、スムーズにアルバムを作ることができたそうです。
アルバム作り教室を通して、膨大なデータを前に、プリントまでたどり着かないたくさんのママたちを見てきた貴美子さん。そんなママたちの助ける何かをさがしていたそう。「おもいでばこ」が「整理」という壁を取り去ってくれるので、プリントしたり、アルバムをつくったり、写真を楽しむまでの、ハードルをぐっと下げてくれると実感しているそうです。
昔は、どの家庭にも厚いアルバムがあって、折に触れてみんなで見返していました。
そんな暮らしをデジタル写真でもできるようにするのが「おもいでばこ」です。
そのメッセージが貴美子さんに、しっかり伝わっていてうれしい思いでした。現在では、タクミカメラさんで、「おもいでばこ」をお取り扱いいただいています。初期設定から使いこなしまで、鈴木さんご夫妻の愉しくサポートしてくださいますよ。パソコンは使えないけど、大丈夫かなと不安な方、ちゃんと使いこなせるのか心配な方におすすめです。
おなじしまうなら、家族で楽しめる方法で
続いて、根本より「おもいでばこ」についてご紹介。朝日新聞デジタル&wさんとのコラボ企画で制作した蛯原英里さんの写真にまつわる物語の動画からスタートし、ブロガーさんなど多くのユーザー様のお話を交えながらご案内しました。
中でも響いたのが、あるブロガーさんの一節
「私だけしか写真を楽しんでなかった」
パソコンで写真を管理・整理していると、パソコンの持ち主(パパの場合が多いですが)以外は、写真に触れる機会がほとんどなくなってしまいます。同じような状況のママさんもいて、大きく頷かれていました。そして、そのことに気づいてくれた、このブロガーさんがステキ!と大絶賛でした。自らパソコンを使って写真を管理しているママさんも、これにはハッとしたといいます。自分は、ちゃんと整理できているから「おもいでばこ」は必要ないと考えていたそうですが、それでは意味がないということに気づかれたとのこと。写真をうまくしまうだけでは、何か大切な体験を失っているんですよね。
家族で一緒に見ることで、コミュニケーションが生まれ、お互いの目線や想いを知ることができます。日々忙しく過ごしていると、日常の記憶はどうしても薄れていってしまいますが、写真をきっかけに思い出したり、家族と記憶がつながったり。そんな家族の時間・空間が出来たらもっと楽しくなると思います。
写真のお悩み解決には「おもいでばこ」と頼れるカメラ屋さん
デジタル写真の時代、写真は自分一人でスマホやデジカメの小さな液晶画面で確認するだけになりがちです。テレビで家族で見返したり、プリントしてアルバムを作ったり、作品にしたり、写真の楽しみ方は色々あります。
私も「おもいでばこ」を使っていますが、お気に入りの写真は、プリントして手元に置いておきたいなと思い、アルバム作りを始めました。また、写真をテレビの大画面で見ていると、もっとここにピント合わせたかったなとか、もっとズーム出来たらいいのにと思うようになり、ミラーレスデジタルカメラの購入を検討するようになりました。写真をすぐに見返せるようになると、今よりもっとあれこれ楽しみたいことが増えてくる気がします。そんな時に、カメラの選び方や、撮り方、プリントのことを知るプロがいるカメラ屋さんが身近にあるととっても心強いですよね。私にとってタクミカメラさんはそんな存在です。
写真を楽しむ前に立ちはだかるデータの山。整理の壁。そこは「おもいでばこ」に任せてください。溜まった写真も、眠っている動画もみんな取り込んでしまえば、面倒なことは「おもいでばこ」が全部やってくれます。そのハードルが下がれば、その先の楽しみはきっと大きく広がりますよ。
▼デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」