家族の動画を気兼ねなくどんどん撮影したい。たどり着いた写真・動画整理の方法とは?

皆さんは日ごろ撮影された動画はどのように保存されていますか?スマホやデジカメでも簡単に動画が撮影できるようになった一方で気になるのは容量。容量を圧迫すると思うと、「あんまりよく撮れなかったし、名残惜しいけど消そうかな」だったり、「動画を撮るのはここぞというときだけにしよう」などといった“撮り控え”をしてしまうことはないでしょうか?今回は長年にわたってご家族の動画をたくさん撮影されてきたコグレマサトさんに、動画との向き合い方をお伺いしました。

コグレさんはこれまでも「おもいでばこ」について、さまざまな記事を書いてくださっています。参考になる活用法や動画との相性の良さについてもご紹介いただいています。コグレさんのメディア「ネタフル」もぜひご覧ください。
ネタフル[グルメ&テック]│おもいでばこ記事一覧

目次

動画の保存は何が正解?―永遠に続くサービスはない・・・

Googleが、Googleフォトで可能だった無料の容量無制限の写真アップロードを2021年5月31日をもって終了することを発表しました。
https://support.google.com/photos/answer/9312312?hl=ja

突然の発表に驚きの声をあげている人も多いですが、意外にもぼくは冷静です。
ぼくも長いことiPhoneの写真を自動でGoogleフォトにバックアップしているので影響がないわけではありませんが、驚きはありませんでした。

1997年にインターネットの利用を開始し、それ以来、20年以上に渡って様々なサービスの栄枯盛衰を見てきた経験からすると、「永遠に続くサービスはない」ということと、「特に無料のサービスはいきなりなくなることがある(もしくは有料になる)」というのを、イヤというほど見てきたからです。まさに「ただより高いものはない」のです。
ただ、無料ではサービスを継続しにくいというのも現実で、使い続けたいサービスに課金するのはやぶさかではありませんし、実際にサブスクリプションサービスなど月額課金しているサービスはいくつもあります。
しかし、写真と動画は少し趣が違うと思っています。なぜかというと、写真や動画は容量が大きく、取り扱いが大変なのです。

いざというときに移動が大変な写真や動画たち。

有料サービスだったとしても、いつかサービスの終わりはやってきます。その時に、例えばGoogleフォトだとしても、クラウドに何万枚もある写真をどうするのか? ダウンロードするのにどのくらいの時間がかかるのか? さらに新しいサービスへのアップロードは簡単なのか?
考えただけでも本当に頭が痛くなってきます。
写真と動画をどこに保管しておくか、どこにバックアップしておくか、というのは長い目でみると非常に重要な話なのです。特に家族の写真や動画は、絶対になくしたくない、永遠のコンテンツですよね。

なくしたくない写真たちはiPhoneで手軽に一括管理。

ここで、超個人的な写真と動画の運用方法をご紹介します。まずは写真です。たまにデジカメで撮影することもあるのですが、iPhone登場以来の写真はほぼiPhoneで撮影しています。デジカメで撮影したものも、iPhone内に取り込んでいます。そのため、基本的には家族の写真はiPhoneの中にあるといって良いです。

そして、iPhoneは2TBのiCloudバックアップを利用していますので、まるっとバックアップはクラウドにあります。iPhoneの写真は意識せずとも、常時、バックアップが取られているような状況です(Wi-Fi+電源に接続しているとき)。iPhoneを落としてしまったときは、このiCloudバックアップに救われました‥‥。

iPhone以前の写真がどうなっているか気になる方もおられると思いますが、ハードディスクにバックアップしていくような体制をとっていました。ただ、当時はiPhoneをMacに接続して写真を取り込んだり、Dropbox経由で取り込んだり、「よっしゃ、写真のバックアップをするぞ」という感じが強く、億劫な作業でした。

特に意識しないでバックアップされるような体制でないと、自分には写真の管理は難しいな、と思っています。

コグレ流・動画保存のルール:動画はすべて「おもいでばこ」のなかに。

続いて、動画です。「おもいでばこ」のブログなのに、「おもいでばこ」の話題が一切出てこないと思った方はお待たせいたしました。「おもいでばこ」は写真も動画もバックアップすることができるのですが、ぼくは動画に特化した使い方をしているのです。

ひとまず写真のバックアップ環境に関しては満足しているのですが、どうしても動画のバックアップは満足のいく体制がとれていませんでした。そんなときに「これだ!」となったのが「おもいでばこ」でした。
▼デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」
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動画を気兼ねなくたくさん撮影したい。きっかけは、2人の息子のサッカー。

我が家には2人の息子がいます。現在、14歳と18歳です。上の息子は大学受験もありサッカーは引退しましたが、下の息子は現役です。話は5〜6年前に戻るのですが、息子がサッカーをしていると、やはり写真ではなく動画を撮影する機会が多いのですね。後からプレーを振り返るのにも使っていました。写真より動画のほうが適しています。動画を見ながら、ああだこうだと親子で話せますから。

例えば小さい頃には、基本的な足の使い方を繰り返し見た覚えがあります。自分がどうやってボールを蹴っているか、子供はなかなか想像しにくいものですから、こういう時に映像は助かります。良いプレーも繰り返し見て、何度も褒めるというのも、やっぱりサッカーを好きになることにつながったのでは、とも思います。接戦だった試合の映像は、細かいことを抜きにして楽しかった映像です。

主に息子たちのサッカーを撮影するためにビデオカメラも購入しましたが(ズーム機能はiPhoneよりビデオカメラ)、買ってみたのは良いけれど、撮影した動画の管理には頭を悩ませました。当初はMacに転送していたのですが、ケーブルをつなぐ手間はあるし、いざ転送すると時間はかかるし、動画のフォーマットの問題もあるし、さらには見ようと思ってもパソコンの前までいかないとなりません。
次第にビデオカメラの出番は減ってしまいました。これじゃいけない、息子たちの記録を残さなくてはいけない! と思いながらも、ビデオ撮影すると後が面倒と思い、ついつい増えたのはSDメモリカードでした。
これはよくない! なんとかしなくては!

そこでひらめいたのが「おもいでばこ」です。旅行の際の写真などを転送してテレビで見るのに使用していた「おもいでばこ」も、実は動画を転送したら便利なんじゃないの? と。結果は大正解でした。

簡単に動画の保存・再生ができるので、撮影頻度もアップ。

写真のバックアップでも気づいていたのですが、とにかくバックアップ、転送に手間がかかると使わなくなります。その点、「おもいでばこ」はビデオカメラで撮影した動画の入っているSDメモリカードをスロットに差すだけで簡単に保存・再生することができます。

それまでは「ここぞ!」という試合を撮影していたのですが、練習試合でも手軽にビデオ撮影するようになりました。帰宅したらSDメモリカードを「おもいでばこ」のスロットに挿すだけ。なんと簡単なのでしょう!

再生がテレビでできるので、家族みんなで見る楽しみも。

しかも、視聴するのもテレビです。これなら家族みんなで一緒に見やすいですよね。上の息子の動画撮影もほぼなくなってしまったのですが、たまに夕食後に昔のプレーを振り返る会でもしようかと思っています。小学校時代の動画なんて見たら、背も小さいし、声変わりもしてないし‥‥涙が出てきてしまったりして!?

その点、下の息子は現役で、しかも自分のプレーを見るのがけっこう好きなので、自分で「おもいでばこ」を開いて、自分のプレーを見ていることがあります。スマホ世代の息子には、リモコン操作もお手の物です。

動画専用「おもいでばこ」という選択。

ということで、写真の管理ではなく、動画の管理に「おもいでばこ」を使っているというユーザーの声を書かせていただきました。動画は容量を使うので、さすがにiPhoneの中にまとめて管理するというわけにはいかないんですよね。

クラウドにもローカルのハードディスクにも、それぞれに一長一短があると思うのですが、ぼくはトータルで考えて写真はiPhone+クラウド、動画は「おもいでばこ」という管理方法をとっています。これが現時点で何も考えることなく、さくさくとバックアップをとれる体制だからです(超個人的に)。

自宅にハードディスクがあるとそれはそれで火災などのときのリスクはあるのですが、そもそも手間で動画撮影しなくなってしまうというのは本末転倒だと思うので、さらなるバックアップはまた別の話です。まずは撮る。どんどん撮る。ビデオ撮影にも「おもいでばこ」はオススメですよ! というお話でした。

▼デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」
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nao
本記事のライター:コグレマサト
ブログ『ネタフル』管理人。アルファブロガー2004/2006、第5回WebクリエーションアウォードWeb人ユニット賞受賞。アルバータ州ソーシャルメディア観光大使。カルガリー名誉市民。ScanSnapプレミアムアンバサダー。チェコ親善アンバサダー。プロダクトデザイナー(かわるビジネスリュック・旅ストラップ)。

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