おもいでばこアンバサダー2周年感謝祭&トークイベントを東京 赤坂の「ベクトルラウンジ」で2018年9月27日(木)に開催しました。イベントの模様をお伝えします。
おもいでばこアンバサダーは皆様の協力に支えられ、誕生から2年。感謝の気持ちを込めて開催の運びとなりました。
▼おもいでばこアンバサダーって何?という方はこちら
展示スペースには歴代モデルがずらり。過去の開発中サンプルも。
現行モデルであるPD-1000Sをはじめ、おもいでばこシリーズのモデルを時系列順に並んでいます。
奥からPD-100、PD-100Sが並んでいます。昔のモデルは、現行モデルに比べると大きいですね。ちなみに一番手前にある黒い色のモデルは、未販売のデザインサンプルです。
プレイベント:「おもいでばこ」おもいでトーク!
プレイベントではアンバサダーの皆さまと、これまでの「おもいでばこ」の成長の振り返りをトーク形式で進行しました。進行はBUFFALO 販促担当の竹内と、製品企画担当の根本が行いました。
「おもいでばこ」の誕生から今年で8年が経過します。最近になって「おもいでばこ」に関わり始めた方も、ずっと前から関わってきてくださった方もお集まり頂きました。時とともに様々な変化があった中で、「変わったこと」「変わらなかったこと」について、トークを通じて振り返りながら進行していきます。
初代「おもいでばこ」の発売は2011年11月
当時、製品の魅力を伝えるためにPRした内容は、お手軽に写真が見つけられることと、写真が見られることでした。
「おもいでばこ」を通じて伝えたいことは、実のところ当時からこれまでほとんど変わっていませんが、どう表現すればお客様の心に届くか、長い間悩んできたという経緯があります。写真がたくさん保存できるだけのものではなく、写真の扱いが便利になる体験をどうやって表現すればお客様に伝わるのか、試行錯誤の様子が当時の資料から感じとることができました。
そして2世代目のモデルが発売した2012年の話に移ります。2世代目のPD-100Sシリーズは、スマホの写真保存に対応したモデルです。
内川様:「おもいでばこ」は世界を平和にする
デジタル写真整理術専門家 内川様が登壇します。内川様は、2世代目モデルの発売発表会のトークイベントで登壇いただいた方です。
内川様が「おもいでばこ」の存在を知ったとき、これは世界を変える機械だ、という気付きがあったそうです。それは、全世界の家庭に「おもいでばこ」が入るような世界になれば、写真の持つ本来の力が活用されることで世界は平和になる、ということです。その考えを当時からずっと持ち続け活動をされてきたそうです。
根本:スマホから「おもいでばこ」の写真が見れるようにしたことで、写真の楽しみ方が広がった
BUFFALO 根本が製品企画担当として加わった時期がこの頃になります。製品販売が伸び悩む時期が続いており、何が足りないのか分析するところから始まりました。根本はリビングのテレビの利用権を巡って妻と子どもとやりとりした経験から、写真を見る手段が一つしかないことに葛藤がありました。そして、スマホから写真を「おもいでばこ」に送ることができるのに、スマホから「おもいでばこ」の写真が見れないことが真の課題だと認識し、それを解決できるスマホフル対応をコンセプトとして企画に取り組みました。
内川様は、当時この機能を知ったときはテレビで写真を見るという製品のコンセプトがブレたのではないか、との印象を受けたそうですが、今思うと正しい判断だったと振り返りました。
むねさだ様:子どもの写真がしばらく撮れていなかったことを「おもいでばこ」が教えてくれた。
次に、わんぱくブロガー むねさだ様が登壇します。むねさだ様は、2012年頃からはじめた「むねさだブログ」の更新を今も続けており、その中で「おもいでばこ」の紹介記事を何度も執筆して頂いております。「おもいでばこ」を知ったときの印象を伺ったところ、いろいろ使いこなしている自分にはマッチしないものだろうと思ったそうです。しかしながら実際に使ったところ、その魅力を一つの記事では伝えきれるものではないという気付きがあり、様々な切り口の記事で製品を紹介するようになったそうです。
当時0歳だった子どもの写真をたくさん撮っていたつもりだったが、実際は毎日残すことができていなかったことを「おもいでばこ」に気付かされたエピソードを紹介した記事をブログに投稿したところ、読者から多くの反響があったそうです。
そして2014年3月に発売されたPD-1000シリーズの紹介に続き、次の登壇者へバトンタッチします。
天野様:アンバサダーの活動が「おもいでばこ」の命をつなぐ。
株式会社シグナル 天野様が登壇します。天野様はSNSやブログマーケティングを専門に活動されている方です。以前から「おもいでばこ」をプライベートで利用して頂いており、仕事の営業活動のきっかけで、「おもいでばこ」の機能要望提案を頂いておりました。今その提案を見返すと、ほとんどが製品に反映されていることに驚かれていました。
天野さんには、そのご縁から、おもいでばこアンバサダー制度の立ち上げに協力いただくことになった経緯があります。
「おもいでばこ」のアンバサダープログラムが始まるとき、以下の2点が課題として認識されていたそうです。
- 声にならないこと声をどう可視化するか
- 製品の命をつなぐ活動となるか
「おもいでばこ」は写真を扱う製品という性質上、サポートができる体制の継続が必要です。そのためには、人々から愛され続ける製品で在り続けなければなりません。その制約がある中で、アンバサダーそれぞれの製品に対する強い想いが、「おもいでばこ」販売の拡大へ繋がっていることから、「おもいでばこ」は人々から愛される製品なのだと感じたそうです。
浅川様:写真を見返す世の中ができていない。写真整理の「想い」の部分の大切さを伝えていく。
次に、写真整理アドバイザー ゼネラルマネージャの浅川様が登壇します。浅川様はもともとパソコン教室の先生をされていた方で、現在は写真整理アドバイザーという資格を広げるために様々な活動をされています。写真は見返すために撮っているはずなのに、実際は写真を見返すことができている人が少ないという気付きをきっかけに、一般社団法人パソコープで写真整理の資格制度を立ち上げたそうです。
写真整理において大切な「人が人に伝えていく」という想いの部分を世の中に広めようと尽力されています。2017年10月に開催された整理収納フェスティバルではBUFFALOも参加させて頂き、ご一緒に写真整理の大切さを発信させて頂きました。
稲本:開発メンバーも情報発信に加わり、アンバサダーに負けない発信力と推進力を
開発担当のBUFFALO 稲本が登壇します。「おもいでばこブログ」の執筆活動に参加しております。
「おもいでばこ」を知らない人たちに対して、そもそも知ってもらうにはどうすればよいか試行錯誤が続いておりました。主にWebを通じて認知を広げるための活動として2017年11月頃におもいでばこデジタルマーケティングチームが結成されました。このチームではTwitterやFacebookなどのSNSやブログを通じて情報を発信。開発メンバーも販促活動に加わることで、開発ならではのディープな内容や、製品の活用法などをお伝えしています。以前は製品企画担当が表に出ておりましたが、現在はチームで情報を発信しています。
2018年9月現在、Google検索[写真 整理]や[写真 保存]といったキーワードで1位を獲得しました。
メインイベント:感謝祭&「先輩インタビュー」スペシャル!
「おもいでばこ」を長くご使用頂いている先輩の方々をお呼びし、「おもいでばこ」をどう活用されているのか、インタビューに答える企画「先輩インタビュー」が始まります。
先輩インタビュー 安田大サーカスHIROさん
昨年末、長期休養から復帰されたとのことで話題になりました。お仕事に戻られて、写真との向き合い方に変化は?HIROさんの芸能界アンバサダー活動状況は?等々、気になる疑問をぶつけました。内容的にディープな話も含んでおりましたが、HIROさんのトークにより終始、会場の笑いが絶えないインタビューでした。
質問:休養なさってましたが、現在の生活は?
和歌山県で日々を過ごし、関西を中心に活動されています。普段は朝、昼、晩それぞれに行うウォーキングに取り組まれており、1日に合計で約6時間も歩いているそうです。驚きの声が会場に広がっていました。
質問:今も写真よく撮りますか? 最近撮られた写真は?
ウォーキングで出かけた旅の記録として、風景の写真や動画を撮影し楽しまれているそうです。和歌山県には世界遺産もあり、綺麗な自然の風景がたくさんあると教えて頂きました。ちなみにHIROさんは、観光発信人として和歌山の魅力を紹介する活動をされています。
質問:復帰して・・・真面目な話、写真との向き合い方って何か変わりましたか?
メモ帳の役割として写真を活用することがあるそうです。スマホのカメラでメモに向けて写真を撮り、後日「おもいてばこ」で写真を見返したときに思い出すという使い方です。また、休養前の自身の姿を見返すことでダイエットのやる気を引き締めていたそうです。
質問:実際おもいでばこで写真見てます? 最近、見たものは?
数か月前に埼玉の中学校で登壇したときの写真をご紹介頂きました。闘病生活中、多くの方に助けられた経験から「絆」というテーマで講演をされたそうです。ほかにも、お見舞いにきてくれた芸人仲間たちがきてくれた写真を見せて頂きました。周りの人たちから愛されるHIROさんの様子が伺えました。
質問:今だから思う、「こんな写真を撮っておくといい」というのはありますか?
自分の記憶になるものは撮影しておくと良いとアドバイスを頂きました。たとえば、家族のいる家庭の場合は子どもを撮る、独身の場合は自身の体型を撮っておくとそれも記憶になるとのこと。HIROさんは、昔の自身の写真や、治療のために飲んでいた錠剤の写真を撮っておいたことで、写真を見返すたびに日々の活力へ変えることができたそうです。
質問:ところで・・・アンバサダー活動状況はいかがでしょう?
SNSやブログをはじめ、仕事で関わったいろんな方にお薦めしていただいているそうです。実際に紹介して購入した方の感想をきくと、「めっちゃええやん」と感謝されたそうです。特に、家族に喜ばれるという声が多いと実感されていました。
質問:ここだけの話・・・芸能界のおもいでばこユーザーは誰がいるんでしょう?
団長(安田大サーカス )に勧めたところ購入を即決されたとか。購入した本人だけでなく、奥さんからも使っているという声も聞けたそうです。家族みんなで喜ばれるのが紹介して良かったなと感じるポイントなのだなと思いました。
質問:HIROさんはなんで今もおもいでばこを勧めてくださるんですか?
ずっと前から「おもいでばこ」を愛用し継続的に周りの方へ紹介されている背景を伺ったところ、以下の3つの点が気に入っているからだそうです。
- ゲーム機などを使い写真を管理しようとしたが、思い通りにいかず。「おもいでばこ」が使いやすいと感じた。
- 小さくてかわいいデザインが良い。テレビの横に置いてもなじみやすい。
- 写真や動画を保存できる容量が大きい。
質問:先輩!どんな人へ・どういう風に紹介されているのでしょう?
広めるのは主にSNSを活用されているとのことです。一方で、周りにいる人たちへ紹介する場合は、製品をそのまま相手の家庭に持ち込んでデモをするそうです。確かに、そのやり方ならたくさんの魅力を伝えることができますね。
質問:最後に。写真は人生でどう生かされると思いますか?
「写真に命を助けられた」とのコメントを頂きました。写真を残し見返したことで、ダイエットをやろうと心に決めたことの記憶が蘇り、努力を続けることができたそうです。インタビューの中で「記憶」という言葉を繰り返し強調されていたことを受けて、写真がもつ記憶を蘇らせる力が人生をよりよくする活力に繋がるということを学ばせていただきました。
小粥:写真整理を通じて気持ちを整理する
2015年から「おもいでばこ」の広報担当を務めているBUFFALO 小粥が登壇します。「おもいでばこ」のユーザーでもある小粥は、実際に普段から使用している「おもいでばこ」を操作しながら、写真とどのように付き合っているのか紹介をトーク形式で進行しました。
日中の子育ての大変さを共有するために写真を活用したそうです。具体例として「たいへん」という名前のアルバムを紹介して頂きました。そのアルバムの中には、子どもが泣いたり、ご飯を上手に食べてくれなかった写真などがまとめられており、子育てに奮闘されている様子が見て取れました。
子どもの写真のアルバムといえば笑顔の写真だけでまとめたくなるものですが、いろんな表情の写真を残し、そこに当時の思い出の言葉を添えることで物語として記録に残るのだということに気付かせてくれました。
「おもいでばこアンバサダープログラム(仮)」から「おもいでばこアンバサダーズ」に
「おもいでばこアンバサダープログラム(仮)」という看板で2年間活動を続けてきておりましたが、今回で終了になります。これからは「おもいでばこアンバサダーズ」として生まれ変わることを発表しました。
ロゴのデザインには、「写真が主役」「あなたが主役」という二つの意味が込められております。
この発表を受け、イベントに参加して頂いた皆様からは驚きとともに、大きな拍手によって歓迎されました。そうして、イベントの最後を締めくくりました。
おもいでばこアンバサダーズの一員になるには
おもいでばこアンバサダーズは、製品、サービスを育て、より多くの方に魅力を伝えることを皆さまと目指すプログラムです。詳しくは以下のページでご案内しています。
※2018/10/19現在、ご案内ページは旧プログラム名となっておりますが、更新予定です。
アンバサダー様 イベントレポート記事
当日参加されたアンバサダー様によるレポート記事を紹介します。