例年にも増して厳しかった夏の暑さも影を潜め、季節は秋へと移り変わってきました。秋といえば、食欲・スポーツ、そして「芸術の秋」です。最近ではスマホで気軽に写真が撮れたり、本格的なデジタル一眼レフも手に入りやすくなったりと、プロアマ問わず素敵な写真を撮れるようになりました。数ある芸術の中でも「写真」は身近に楽しめるジャンルとして親しまれていますね。
今回は、フォトグラファーの心をくすぐる秋の桜、「秋桜(コスモス)」の写真を楽しめる絶景スポットを、都内近郊から3ヵ所ピックアップしました。
あなたの写真が簡単にレベルアップするお手軽写真術も併せてご紹介。色鮮やかな芸術の秋を切り取ったとっておきの一枚、ぜひチャレンジしてみてください。
1.河川敷を埋め尽くす圧巻1000万本花畑「荒川コスモス街道」(埼玉・鴻巣市)
JR高崎線吹上駅からバスで5分、徒歩30分ほど南へ行けば、荒川河川敷に広がる一面の優しいピンクの花畑…6.3ヘクタールの敷地に1000万本ものコスモスが咲き誇る「荒川コスモス街道」です。真っ赤なアーチの水管橋や、天気が良ければ遠くに秩父連山や富士山も顔を覗かせるなど、背景のロケーションも抜群です。10月27〜28日には地元農産物の販売などもあるコスモスフェスティバルが開催されます。
第20回コスモスフェスティバル
http://www.city.kounosu.saitama.jp/soshiki/kankyo/3/event/cosmos/1449753447854.html
※おすすめ写真術[1]:「三分割法」で美しい構図の一枚を
撮りたい被写体をなんとなく画面の中心に置いてシャッターを押していませんか?デジカメやスマホに備わっている「三分割法」を使って、画面全体上下左右を三分割、マス目状に線を引き、それぞれ線の交点に被写体を配置してみましょう。すると、写真全体のバランスがとれて、簡単に美しい構造へと早変わり!
2.三種の開花リレーでシーズン中いつでも満開のコスモス「国営昭和記念公園」(東京・立川市)
JR青梅線西立川駅のほど近くにある「国営昭和記念公園」。四季折々の自然を楽しめる公園ですが、秋には毎年コスモスまつりが開催されています。園内にはそれぞれ開花時期の異なるコスモス畑が3ヶ所あり、10月までのシーズン中ならば、満開のコスモスが見られます。咲いている品種(花の色)も3ヶ所で異なるので、何度も通って色とりどりのコスモスを残さず撮影してみても楽しいですね。
国営昭和記念公園
http://www.showakinen-koen.jp/
国営昭和記念公園 コスモスまつり2018
http://www.showakinen-koen.jp/event/cosmos_2018/
※おすすめ写真術[2]:背景に気を配れば、花は引き立つ
キレイな花にばかり注目するのではなく、背景をどうすればその花が引き立つのか、を考えてみましょう。たとえば、絞りを解放(f値を小さくする)したり、花と背景との距離の比率がより大きくなるようレンズをぐっと花に近付けたりしてみると背景がぼやけて被写体が引き立たせることができます。
3.大斜面が200万本の柔らかなピンクで染まる「マザー牧場」(千葉・富津市)
誰もが知っている観光スポット「マザー牧場」ですが、動物とのふれあいやグルメだけではありません。場内、山の上エリアに広がる「花の大斜面」では、10月に入るとコスモスが満開に。雄大な自然の中に広がる約200万本のピンクのコスモスに圧倒されること間違いなし。普通のコスモスよりも草丈が短くなるよう栽培しているとのことで、見栄えはまるで花のカーペット。写真の仕上がりも幻想的になるでしょう。
マザー牧場
http://www.motherfarm.co.jp/
※おすすめ写真術[3]:思い出を残すなら写真だけでなく動画も!
優雅な花の写真もいいですが、お花畑で過ごした思い出を振り返るには動画もおすすめです。ご家族やご友人との楽しいひとときをしっかり動画でも収めておきましょう。
芸術の秋は色づいた自然の風景を写真で楽しむ絶好のチャンス、お出かけするならカメラを忘れず、とっておきの一枚に挑戦してみましょう。
たくさん写真を撮影したあとは、おうちで楽しみながら写真整理。
楽しいお出かけから帰ってきたあとは、写真の整理も忘れずに。撮った写真をスマホやカメラに入れたままにしてしまうと、あっという間にデータ容量不足の原因になってしまいます。撮影した写真は、しっかり保存場所を決めてスマホやカメラから移動させましょう。「おもいでばこ」なら、撮った写真はWi-Fi経由で簡単にお引越しできますよ。もちろんSDカードをそのまま差しんで簡単に移動させることも可能。テレビにつなぐと、撮影したきれいなお花畑の写真を大画面で楽しむこともできます。秋の夜長に、撮影した写真や動画を見返しながら、ご家族やご友人と思い出を振り返るのもおすすめの過ごし方です。
過去の写真術に関する記事はこちら
▼デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」