スマホやデジカメが当たり前のアイテムになった今日この頃。子どもの成長写真や、旅行写真、景色写真…など、毎日のように写真を撮る人も多いのではないでしょうか。
ライター兼カメラマンという仕事をしている筆者は、取材先で撮影する機会も多く、日々扱う写真数はかなりのボリューム。さらにグルメや風景、人物と写真の種類も実にさまざま。撮影直後にある程度はカメラやスマホ内で選定し枚数を抑えるように意識しても、かなりのデータ量になってしまいます。これまで撮影データはMac Book Airの写真アプリに格納するという至ってアナログなものでしたが、知らないうちにデータはどんどんかさんでいき、パソコンの動きは遅くなるばかり。日々の作業効率も落ちて何かとイライラしていました。そこで「おもいでばこ」を利用して、この膨大になった写真を整理してみることにしました。
今までの写真整理方法―大量の写真をそのまま保存していたら・・・
いわゆるガジェット系が苦手な筆者。今までは撮影したデータをMacBook Airの写真アプリにただひたすら放り込む、という極めてアナログな使い方をしていました。ちなみに仕事、プライベートともにデジカメはEOS6D、スマホはiPhone 8を併用。
仕事ではグルメ系取材も多いため、一つのパンに対して何十カット撮影することもあり、データ量もかなり膨大。必要な写真をピックアップ&加工した後はそのまま放置というスタイルを続けていたら、MacBook Airの動きはだんだん遅くなるばかり。データは一旦外付けハードディスクに保存してから写真アプリを使用していたものの、作業効率が著しく低下していたのです。
欲しいときに見つからない、振り返るのも大変な写真たち・・・
仕事でもプライベートでも旅する機会が多いにもかかわらず整理整頓を怠っていたので、記録や思い出を振り返るためには右のスクロールをひたすら上に進めるか、年別で検索するという状況でした。しかも仕事用、プライベート用と写真管理を分けることはなかったので、もうゴチャゴチャな状態。「〇月に撮影した○○さんのお写真、まだありますか?」という依頼があった時などはもうてんやわんやでした。
そしてフリーズするMac、作業効率ダウン・・・
写真数は優に2万は超えているため、搭載メモリが少ないからかアプリがフリーズしてしまうこともしばしば。行いたい作業も中断を余儀なくされ、もうイライラ全開!
アプリやクラウドなどを検討したこともあるのですが、「きっと新たなモノを入手しても使いこなせるハズがない…」といつまでもアナログ人間→作業効率低下という負のスパイラルが続いていたのです。
「おもいでばこ」はアナログな私の写真整理の救世主となるか?
そこで、私みたいな人にお勧めと紹介された「おもいでばこ」を使ってみることに。“機械が苦手な人でも使いやすい”と聞いたのが1番の決め手(笑)。「おもいでばこ」はその名の通り撮影した写真を保存できる“箱”です。パソコンを使用せずとも写真をどんどん入れられて、テレビで見たりできるという優れたハードディスク。かねてより気になっていた存在でした。
片手で簡単にできちゃう写真整理。時間の有効活用にも
最初の接続も至って簡単。SDカードやスマホ、デジカメと接続するだけ。SDカードは直接差し込めばデータを読みとってくれるので大変便利です。つないだら「おもいでばこ」正面中央の白いボタンを押すだけでデータの取り込みがスタートされます。
取り込みは自動的に開始します。また、「おもいでばこ」は付属のリモコン操作で進めていくので、リモコン片手に作業できるのもうれしいところ。たとえばストレッチしながらなど、おうち時間を有効的に活用できます。
データの取り込みが完了すると、今取り込んだ写真は「最近とりこんだもの」として表示されます。画面右下にリモコンのボタン操作が示されるので使い方もわかりやすい。
「おもいでばこ」のサイズは15.4 x 11.8 x 3.7 cmとコンパクト。棚やテレビ台がごちゃごちゃしてしまうこともありません。白いすっきりしたデザインだからどんなインテリアにも合いそうです。
カメラマンの私が感じた「おもいでばこ」の魅力1
カレンダー機能でほしいときにすぐ写真が見つかるように
「これはイイ!」と思ったのがカレンダー機能。ホーム画面のメニューにある「カレンダー」を選びます。
まずはその年に撮影した写真が月ごとに示されます。
リモコンの緑ボタンを押すと、任意の月がカレンダーで表示。「いつ、どんな写真を撮影したのか」が一目瞭然なので、仕事で過去の写真を送ってほしい!と依頼された時に重宝しそうです。
カメラマンの私が感じた「おもいでばこ」の魅力2
カメラマン必須アイテム ・ハードディスクから直接写真が移せる
10年以上前の旅写真はパソコンの写真アプリではなく、ハードディスクに保存していた筆者。スマホやSDカードだけでなく、ハードディスクからも直接接続できるのも魅力に思えました。
ハードディスクの中は旅した国や地域で分けていたものの、ただ眠っていたという状態。一括でデータを移行できるのはうれしい限りです。
カメラマンの私が感じた「おもいでばこ」の魅力3
大画面で写真を見ることで、クオリティチェックも快適に
「おもいでばこ」を使ってみて感動した一つがテレビの大画面で写真を見られるという快適性。パソコンよりもはるかに拡大可能!海や湖、空という写真では画質のクオリティが左右されるのでこれは役立ちそうです。
パンなどのグルメ系写真もテレビで見ることで画質もより細かくチェックできます。テレビで最適な写真を選んでから、パソコンから修正・加工するという使い方を試してみたらこれが大正解!仕事で写真を扱う人にぜひおすすめしたい活用法です。
新製品発表会やセミナー取材も多い筆者。登壇者が複数いる場合は誰が何を話したかがわかりにくいので、撮影した動画を見ながら記事を書くこともあります。今まではパソコン内で動画を確認しながら、記事を書いていましたが、おもいでばこがあればテレビで再生可能に。執筆作業がよりスムーズになりました。
カメラマンの私が感じた「おもいでばこ」の魅力4
アルバム機能で仕事の写真もぐっと整理しやすく
また「アルバム」機能も特筆すべきところ。先述した通り、撮った写真をそのままパソコンのアプリに入れるだけの筆者でしたが、アルバムを活用すれば今まで取材したパン店も一目瞭然に。大量データがたまったパソコンは動作が遅く、常にイライラしていましたが、テレビ操作はそんなストレスも皆無。画面も大きいので目が疲れるということもありません。
過去の旅を振り返るのにも便利。「旅先×季節」で写真がすぐ見つかる
また、時系列ごとに写真が表示されるので、過去の旅が振り返りやすいのも魅力。今まで面倒に感じていた旅の写真の管理作業も楽々です。筆者は仕事で頻繁に京都を訪れているのですが、とにかく写真が大量にありすぎて「この京都写真、いつのものだっけ?」と混乱することも日常茶判事でした。それが「おもいでばこ」で整理整頓するだけで、見事解決。また写真整理をしたことで、「旅先×季節」が明確になるので、旅記事を書く上でも役立ちそうです。
常に大量の写真の整理に追われるカメラマンがおすすめする「おもいでばこ」
“画像データ管理=パソコン”というイメージが強かった筆者にとって、「おもいでばこ」を取り入れた写真管理は仕事効率を格段に向上させてくれました。高速連写を行わない私の撮影スタイルでは、保存容量も十分でした。 仕事で写真を扱う人はもちろん、普段から写真を多く撮影する方、旅行が好きな方などにも「おもいでばこ」は絶対におすすめしたいです。新しい写真との関わり方ができること間違いなしですよ!