【祝!認定アンバサダー就任】ママカメラマン・別所さつきさんに聞く、残してほしい写真と悩ましい写真の整理方法

おもいでばこアンバサダーズでは、このたび写真にまつわるエキスパートの3名の方に新たに認定アンバサダーにご就任いただきました。

今回は、写真整理アドバイザー・フォトグラファーとして活動されている別所さつきさんをご紹介いたします。別所さんには過去に数回当ブログに寄稿いただきましたが、改めての自己紹介をはじめ、カメラマンというお立場での写真に対する思い、「おもいでばこ」活用術についてお話いただきました。


この度は、おもいでばこ認定アンバサダーに迎えていただきありがとうございます。「おもいでばこ」のファンとして、大変光栄に思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

今回、このような機会を頂戴しまして、このおもいでばこブログを愛読されている皆さんにお伝えしたいことは何かな…と考えました。一般の「ママ」に一番近い立場にいる写真のプロとして、これまでに感じてきたこと、「おもいでばこ」のありがたさを書かせていただこうと思います。

目次

日頃カメラマンとして写真を撮りながら感じること

わたしは愛知県東部、東三河地方にて、家族写真をお撮りするカメラマンとして活動しています。3人の子の育児をしながら、個人事業主として撮影のお仕事をする、いわゆる「ママカメラマン」です。お客様は、主に赤ちゃん~園児さんを育てているママ。かわいい盛りのお子さんの姿をキレイに写真に残したい!という意欲が高く、カメラマンに撮影してもらうことだけでなく、普段のお子さんの姿をスマートフォンやカメラで撮影することがごくごく日常である皆さんです。

わたしが撮影したお写真が、子育ての励みになれば…との思いで活動しておりますので、撮影したお写真、データを大切に持っていていただきたい、というのはもちろんですが、それ以上に、お客様自身が普段撮られている写真データこそを、なくさずに大切にしてほしい。せっかく持っている宝物を、どうか活かしてほしいと心から感じています。

なぜなら、カメラマンが撮影するのは、七五三やお誕生日のようなハレの日の姿であり、日常に近くてもやはり少なからず非日常な空間であるからです。キレイな服を着て、キレイな景色の中にいて、いい表情をしていることが望まれますので、カメラマン側もそういう写真になるように働きかけ、お撮りします。

日常生活のなかにある残しておきたい写真とは?

お子さんの記憶に残したいこと、ママやパパの立場で一生覚えておきたいことって、決してハレの日の中だけにあるわけではありません。毎日過ごしている家の中、普段の生活、片付いている日もあれば散らかっている日もあり、いい日もあれば悪い日もあり、そんな日常の中に、家族で過ごした思い出が詰まっているはずなのです。Instagramに載せたり、プリントして飾ったりするほどではない…と思うような写真にこそ、将来見返した時に心がふわっとなるような景色が残っているのです。パジャマ姿で寝癖がついていても、洗濯ものが片付いていないのが写りこんでいても、です。

ママたちのスマホには、どこにも売っていない、世界でここにしかない宝物が入っていまです。カメラマンとして少し嫉妬心を覚えるくらいの、素敵な表情、景色がそこにはあります。

日常生活の写真こそ、たくさん撮ってほしい。でも・・・

ですが、どこにも売っていない、世界でここにしかない宝物であるはずの写真データが、「手に負えないもの」として扱われているのが現状です。カンタンに撮れるがために大量すぎて手に余る状態でもあり、バックアップが不十分なことも多く、いつなくなってもおかしくない危険にさらされている、といっても過言ではありません。また、昔のように撮った写真をすべてプリントしてアルバムに貼るというのも現実的ではありません。

ママたちは、具体的にどこが問題なのかはわからないのだけど、漠然とした不安を感じています。このままで大丈夫なのかな?と不安があるけれど、時間や費用をかけて解決しなければいけない必要性は感じないし、今のところ問題ないから、そのままにしている。多くのママが、写真データについてこんな感覚をお持ちです。

写真は大事に決まってる。だけど、

何に使うでもないし…
とりあえず、この無料サービスを使っているけれど…
写真のことはパパに頼んでいるけれど、本当は自分でやりたい…
アルバムを作りたいけど、写真が大量すぎて…
いつかはどうにかしなくちゃと思っているけど、時間ないな…


これは、カメラマンとしての活動だけでなく、カメラの使い方・撮りかたを教える講師としての活動からも感じたことです。東三河の300名を超えるママたちと写真について話すうちに、本当の困りごとが見えてきたのです。

自分が持っている子どもの写真を、どうしていくのが正解なのか、はっきりとした答えがわからないままでいるのですね。

この小さな不安は、はっきりと言葉にできるものではなく、言葉に出す機会も実は多くはありません。育児そのものの悩みではないし、今すぐ解決しないと生活に支障がでるような緊急性があるものでもありません。そして、自分の隣にいるママは、スマホを使いこなしていて写真を楽しんで、何も困っていないように見えるものです。

一方で、キレイに撮ってほしい、キレイに撮れる撮りかたを知りたい、というのはとてもわかりやすい欲求で、それにこたえるサービスもとてもシンプルです。例えば、フォトスタジオのCMも、カメラのCMも、とてもわかりやすくて華やかで、ママにとっては買いやすいのですね。それと同じで、わたしの撮影やカメラ教室も、打ち出し方はシンプルで、ママにとっても頼みやすいサービスとして提供できています。

ママたちの不安や悩みに直面して見えてきた課題

では、ママが抱えている小さな不安を解消して、心配なく写真データを扱い、長きにわたり活かしていくための方法は、どうやって提供したらいいんだろうか?というのがわたし自身の課題として残りました。パソコンがないと正直話にならない、機械に苦手意識があってはどうしたって無理がある、イチからパソコンを教えるのはちょっと…と、正直手詰まり感を感じていました。家にパソコンがないんです、パソコンはあるけど重くて動かなくて不便で使いたくないんです、という声をお客様から聞いていましたので。八方ふさがりのような状況でした。

カメラマンとしての仕事、カメラを教える仕事だけをしていたら、この部分を自分の課題として感じることはなかったかもしれません。キレイに撮ったお写真をお渡しすること、キレイに撮れる方法を教えること、そこだけに注目しサービスを提供するのなら、お客様が持っているデータの「その後」を気にする必要がないからです。

わたしは「こどものアルバムを作ることで、ママは自分自身をねぎらうことができる」と考えています。撮るだけでない、見るだけでない、アルバムにまとめる時間そのものが大事だと考えています。だから、「撮ったあとのこと」を、なんとかして解決したかったのです。

ママたちのたくさんの写真の基地となる「おもいでばこ」との出会い

そんな状況の中、救世主のように現れたのが、「おもいでばこ」です。

「おもいでばこ」は写真を「見返す」ことに重きをおき、「機械が苦手な人」にこそ使ってほしいカンタンさであり、「大量のデータを活かす」ための基地のような存在です。そんな理念に共感しましたし、多くの人に知ってほしい、多くの人に必要なものであると感じました。

「おもいでばこ」があれば、何気ないいつもの生活を、何枚でもとっておける。写真も動画も見返すことができるんです。

そしてなにより、「自己責任でどうぞ」と言うしかなかった、はっきりと言葉やサービスにしにくい「撮ったあとのこと」について、「おもいでばこ」という製品を買うことで解決しますよ、とお伝えすることができるのです。お客様が「おもいでばこ」を買ってくれれば、データを扱うのに必要な環境を手に入れられる。使い方を教えてサポートすることができる。バックアップの重要性や方法を具体的に伝えることができるのです。アルバムやフォトブックを作るステップに進む際にも、「おもいでばこ」があればいくつものハードルを越えることができます。

撮ったあとも安心できることの大切さ

「撮ったあと」の不安を「おもいでばこ」が解消してくれるよ、とお伝えできるからこそ、わたしは安心してカメラマンとして「撮る」サービスを提供することができます。そして、「撮ったあとのこと」をサポートすべく、写真整理アドバイザーとして「おもいでばこ」についての情報提供や、使い方アドバイス、フォトブックサービスの紹介などをしています。

一般のママの小さな不安を感じ取り、解決策を提示し、サポートすることは、同じママの立場だからこそできることのように思います。デジタルカメラのおかげでママカメラマンが活躍し家族写真の撮影機会が増えているのと同じように、ママ写真整理アドバイザーもどんどん増えていくといいと思います。ママにとっての写真が「手に負えないもの」でなく「自分で活かせる宝物」になれば、写真業界の未来も明るいのではないでしょうか。「おもいでばこ」は、現代のママが写真を楽しむうえで、必要不可欠なパートナーです。

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