写真や動画から広がる家族の会話。おもいでばこがくれた小さな成長体験談

「写真や動画は撮るだけで、見返す機会が少ない…」

そんなわが家が「おもいでばこ」を取り入れたのは、実は2年間も悩んだ末のことでした。

わが家は夫婦でミラーレスカメラを持ち、私が写真を、夫が動画を撮って子どもたちの成長を残しています。

「おもいでばこ」を購入してからは、子どもたちが自分からリモコンを手に取り、思い出を振り返るようになりました。

そこから生まれる家族の会話や、小さな成長に気づけた瞬間は、親としてかけがえのない体験になっています。

この記事では、3児の母として、実際に使って感じた「おもいでばこ」の魅力と体験談をお届けします。

目次

「おもいでばこ」購入までに2年間迷った理由

2020年、写真整理サークルで「おもいでばこ」の存在を知りました。

しかし当時のわが家では、夫がNASを構築して写真や動画を管理しており、「これ以上機械を増やす必要はない」という意見もありました。私自身も「おもいでばこ=保存用HDD」と思い込んでいたため、その時点では購入を見送りました。

その後も撮った写真や動画はNASに保存していたので、データ保管という点では十分でした。ただし、撮った写真を見返す機会はほとんどなく、せっかくの思い出も子どもたちと共有できていませんでした。

購入を決断したきっかけ

「おもいでばこ」本体。テレビにつなぐだけで簡単に使えます!

転機となったのは、夫が動画を撮るようになったことです。旅行や日常の動画を編集して、テレビに映して見ると、子どもたちは大喜び。「もう1回!」のコールが止まりません。ただし外部機器をつないでの再生は手間がかかり、子どもだけで気軽に楽しむことはできませんでした。

「もっと簡単に、もっと気軽に写真や動画を見返せる環境がほしい」──そう感じたことが、改めて『おもいでばこ』を検討するきっかけとなりました。

決して安い買い物ではなかったので迷いましたが、同じように「テレビで気軽に見返せる機器」は他に見当たりませんでした。さらに新型モデルの発売タイミングでもあり、新しいものに目がない私にとっては絶好の機会。最終的には「やっぱり必要だ」と思い切って4TBモデルを購入しました。

新しい機器を迎えるワクワクとともに、「やっとわが家にも簡単に写真や動画を見返せる環境が整った」と安心したのを覚えています。導入直後は、7歳の長女がリモコンを手に取り主導権を握って毎日のように見返し、3歳になりたての長男も一緒に画面に釘付け状態。家族で笑い合う時間が一気に増えました。

3年たった今でも「おもいでばこ」の使用容量は2TBほどで、まだまだ余裕があります。

おもいでばこがもたらした変化

5歳の子どもも、操作が簡単な「おもいでばこ」。

「おもいでばこ」を使い始めて感じたのは、写真や動画がただの記録ではなく、子どもの自己肯定感を育てるきっかけになるということです。

例えば長女(当時:小学校1年生)が、小さい頃に歌っている動画を見て「こんなことできていたんだ!」と自信を持つ姿がありました。毎週の英語学習を振り返るのにも役立ち、運動会や発表会では「1年前よりこんなに成長した」と親子で一緒に実感できます。

また、わが家は4歳ずつ年の離れた3人きょうだい。長女が長男に本を読んであげている写真を見て、今度は長男が次女に同じことをしてあげるようになりました。写真や動画が、きょうだいのつながりまで生み出しているのを感じます。

「おもいでばこ」はすっかり日常に溶け込み、夕食後にテレビで見返すのが家族の習慣に。思い立ったらリモコンを手に取り、「写真が見たい!」「動画が見たい!」とケンカすることもあるほどです。その中でも人気なのは、夫が毎月まとめている動画作品集。その月の思い出を1本にまとめた動画は、家族全員のお気に入りになっています。

わが家では次女がまだ2歳。保育園に通い始め、写真を撮る習慣も以前より少なくなりましたが、「おもいでばこ」の日ごとのカレンダーを埋めたくて、何気ない日常を残すようになりました。そんな小さなきっかけも、家族の楽しみにつながっています。

親として感じる『おもいでばこ』の魅力

「おもいで散策」画面。ランダムに懐かしい写真を表示してくれます。

家族で写真や動画を見返す時間は、わが家にとって何よりも大切なひとときです。

「おもいでばこ」を見ながら、子どもが「◯◯に行ったね、また行きたい!」と話し出すと、そこから自然に会話が広がり、笑い声がリビングにあふれます。

私自身も「あのときはこんなことがあったな」と振り返ることで、忙しい毎日の中でも心がふっと和らぎます。

こうした時間をつくってくれるのが「おもいでばこ」。ただ写真や動画を保存しておくだけでなく、日常に会話や笑顔をもたらしてくれる存在だと実感しています。

特に気に入っているのが「おもいで散策」機能。ランダムに表示される写真から、思いがけない懐かしい一枚に出会えるので、「こんなことあったね!」と自然に会話が広がり、家族みんなの楽しみになっています。

まとめ

購入時のパッケージ。「写真を大切にするあなたに、感謝をこめて」のメッセージ入り。

2年間悩んでから購入した「おもいでばこ」ですが、今では「もっと早く買えばよかった」と思うほど、わが家に欠かせない存在になりました。

写真や動画は「撮る」だけではなく、「見返す」ことで本当の価値が生まれるもの。そう気付かせてくれたのが「おもいでばこ」です。

私はフォトブック作りも大好きですが、忙しい毎日では十分な作成時間がとれません。そんな中、テレビで手軽に思い出を振り返れる「おもいでばこ」があることで、家族の楽しみがぐっと広がりました。

そして「おもいでばこ」購入時、箱に書かれていた

「写真を大切にするあなたに、感謝をこめて」

という言葉がとても印象的でした。開封の瞬間から「買ってよかった」と感じた気持ちは、今でも変わりません。

「おもいでばこ」がある日常が、家族の会話や笑顔につながり、忙しい毎日の中で大切な時間を作ってくれています。これからもわが家の思い出とともに歩んでいく、大切な存在です。

本記事のライター

こま

3児のママ。写真整理や知育、旅行、暮らしについて、体験談をもとに「良かった!」と感じたことを紹介しています。
自身のブログ「こまらいふ」では、同じ子育て世代の暮らしに役立つヒントを発信中です。
ブログはこちら:こまらいふ https://kon-mama.com/

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