家族の笑顔の増やし方。パパが「写真子育て」をはじめたら

家族の笑顔の増やし方。パパが「写真子育て」をはじめたら

はじめまして。みなさん、こんにちは!
『心からの笑顔を写し出すこと』がモットーの笑顔写真家”えがお先生”こと加藤雄一です。

心と心を通わせ、目と目を合わせ、絆を深める。家族の笑顔をテーマに撮影する私は、そんな過程を大切にして心の距離を縮めることで、たくさんの笑顔写真を撮影してきました。撮ったその場では撮られた人は笑顔になります。ただ、日常の生活でそんな笑顔を持続することは難しいかもしれないとの思いが強くなりました。『子どもの一番の笑顔写真家はパパ・ママだ』という信念から親子参加型のイベント「笑顔写真教室」を各地で開催するようになりました。

笑顔写真教室は『いい笑顔の写真を撮ることは、子どもとコミュニケーションを取ることからはじまる』をコンセプトにしています。まずは子どもと楽しく遊んだり、参加者のパパママ同士で写真を使ったゲームをしたりすることから始めます。楽しい気持ちを親子で共有できたら、そこからカメラ・スマートフォンを取り出して、わが子の笑顔を撮ってもらいます。このように、親子が共にずっと笑顔でいられることを目指して子どもの笑顔を引き出せる撮影テクニックを伝授しています。

私自身、2児のパパでもあります。4歳の娘と1歳になったばかりの息子です。もう、てんやわんやの毎日です。子育てのモットーは『私も一緒に楽しむこと』です。ただ、疲れます(笑) そんな日々の中で、いつも疲れを癒やしてくれるのが写真です。写真を眺めることで、元気が湧いてきて、子育てを頑張れている自分がいます。

だからこそ、写真は子育て応援ツールになるよ!とみなさんにお伝えできればと思います。

写真は子育て応援ツール! 「写真子育て」をはじめませんか?


家族の写真で人の心は元気になると考えています。なぜなら、写真の撮影・整理・活用などを通して、家族との豊かなコミュニケーションが生まれ、笑顔を増やしていくことができるからです。そのような写真のある子育てを私は「写真子育て」と名付けました。

写真を撮影するときにおすすめなのが、子どもと遊びながら撮ること。子どもの笑顔を引き出そうと思ったら、何よりも大切なのが“遊び”というコミュニケーションを取ることです。

また写真を整理するときには、写真を夫婦や家族で見返せば、会話が増えます。「この写真、お気に入りなんだ」「この時、子どもの成長を感じたな~」など、写真を通じて、夫婦での関係性がぐっと深まる時間にもなると思います。さらに写真を活用すれば、家族で盛り上がることにつながります。家族みんなで写真を見る時間は、家族の時間を豊かにしてくれます。

写真は撮るときも、撮ったあとも、コミュニケーションを増やしてくれるツールだと感じています。

目指したい「笑っているパパ」。そのためのキーは写真です


2010年の「新語・流行語大賞」に “イクメン”がトップ10に入って以降、積極的に子育てにかかわるパパも増えてきました。公園やスーパーに出かければ、抱っこ紐に赤ちゃんを入れてあやしたり、ベビーカーを押すパパの姿も日常の風景となってきたように思います。時代の流れとともに、パパの姿も変わってきているんですね。

ただ、最近、父親のもう一つの言葉が出てきています。それは「イクメンブルー」「パタニティブルー」という言葉です。女性のマタニティブルーや産後うつはこれまで言われてきましたが、男性にも同じような症状が増えてきているというのです。

家庭と仕事の両立に苦しむパパは、実は多いのではないでしょうか。積極的に子育てにかかわりたいけど、なかなかできない。子育てにかかわってみたものの、ママに怒られたり、夫婦間で衝突してしまったり。実は私も妻の出産後、さまざまな心身の不調に悩まされたひとりです。耳なりがしたり、逆流性胃腸炎になったり・・・。子育てってこんなに大変なのか!と何度思ったことでしょう。

そんな人にこそすすめたいのが、子どもや家族の「写真」なんです。先ほどのお話につながります。写真の撮影・整理・活用、どれにおいても自分や家族の笑顔を増やしていけるからです。

「家族の記録係」は、パパにふさわしい役割


時代とともに、家族の写真にも変化がありました。

デジタルカメラの家庭への普及率が増加傾向の時は、パパが家族の写真を撮るというイメージが強かったように思います。それはカメラのような機械が得意なパパが多かったからかもしれません。
しかしスマートフォンが普及していくにつれて、誰もがいつでも簡単に写真を撮れる時代になりました。そんな今、写真教室に参加されるママやパパの声を聞いていくと、写真を撮るのはパパからママへと移り変わっているように感じます。

私としては、パパに担ってほしい役割があります。それは、家族の記録係になること。ポイントは子どもだけではなく、家族を被写体にするという点です。それはなぜでしょう?

写真教室に参加されたママから、こんな声が寄せられました。

「この前、家族で旅行に行ったんです。その時、私ばかりが写真を撮ってて。見返すと、私が写った写真がまったくないんです。」

ママはとても残念そうな顔で、続けます。

「まるで私、旅行に行っていないみたい。」

・・・その悲しそうな表情を今も鮮明に覚えています。

それから、写真教室に参加されたママたちに『パパに親子の写真って撮ってもらっている?』と話を聞いてみました。すると、衝撃的な事実が明らかになりました。

『子どもと一緒に写る写真が全然ない』『パパが写真撮ってくれない』といった声が数多く挙がったのです。

これはママたちの心の奥にしまっている気持ちなんだと思います。言いたくても、なかなか言えない本音。だからこそパパには、家族を見守る視点で、子どもとママの親子写真、家族写真を撮ってもらえたらと思います。それはきっと、ママの笑顔につながりますから。

写真は、パパの新しい「家族とのかかわりかた」


もう一つ、次は新米パパにご提案したいことがあります。

2022年10月に「育児・介護休業法」が改正となり、育休を取得するパパも増えてくるのではないでしょうか。しかし男性の育休を取得する期間は全体的に短いのが現状です。女性に比べて、まだまだ期間が短いんですよね。だからこそ、限られた育休のなかで、ぜひやってみてほしいことが、赤ちゃんとママの親子写真や家族写真を撮ることです。

ママが子どもを抱っこしている姿、子どもが新生児微笑をする瞬間など、自分が「あ、ここいいな」と心が動くたびに、シャッターを押してみてください。そして、それらの写真を夫婦や家族で見てみてください。それは立派な子育ての関わりかたです。

ママが喜んでくれること。それは子育てへのモチベーションになります。
「この笑顔のために、がんばろう」写真を通じて、家族とのかかわりが増えて、パパとしての喜びや自覚が増えてくると思いますよ。

また、最近はコロナ禍もあってか、家庭で料理をするパパが増えてきているように思います。私のまわりでも、キッチンに立つパパが増えています。たしかに、料理ができるパパはカッコいいです。だけど、それと同じくらい、写真ができるパパは素敵だと思います。

先ほどにも述べたとおり、親子の写真を撮ってほしいと願うママに、写真を撮ってあげる。写真整理が苦手というママがいたら、パパが写真整理を担当してあげる。そんな風に、ママの困り顔を、パパが写真をはじめることで笑顔にしていける。そんな風に、写真が特技になるパパが増えたらいいなと思います。

ママが喜ぶ写真の撮り方、あります


では、ママと子どもが写真に写れば、全てバッチリかと言えば、そうでもないんです。

実は、ママからのクレーム写真というものが存在します。知らず知らずのうちに撮ってしまうと、ママから怒られてしまうかも。ちなみに、私はこれまで妻から数々のお叱りを受けてきました。「洗濯物、写さないで」「何を撮っているのかわからない」「私の顔、切れているじゃない」もう山ほど、妻からクレームを受けてきました。私も一緒だと感じているパパも少なくないのではないでしょうか。

では、どうしたら、ママが喜ぶ写真になるのか。それは「ととのった写真」を目指すことで、ママのクレームが笑顔に変わります。「ととのった写真」とはどういうことかというと、背景や構図、目線などが整うという意味です。そしてなによりも大切なのが「準備がととのう」ということです。

どういうことかというと、ママには写真に写る準備が必要だということです。髪型をととのえたり、服装をととのえたり、お化粧をしたり。ととのわないと、笑えないんです。私も妻からよく「今、撮らないで」と叱られたことで気づくことができました。世の中のパパたちも一緒に、「ととのった写真」を目指していきましょう!

撮る前から、写真の“活用”を考えてみませんか?


先にも述べてきましたが、写真は撮るときも、撮ったあとも、コミュニケーションを増やしていけるツールです。私がおすすめしたいのは、写真を撮る前に、写真活用について考えてみることです。

撮った写真をどんな風に使いたいのか。どう使って、どう自分や家族の笑顔につなげたいのか。それを先に考えることで、どんな写真を撮りたいか、残しておきたいかも見えてきます。

たとえば、コーヒーや紅茶が好きな人は、写真を使ってマグカップを作りたいと思うかもしれません。手作り雑貨をDIYしたり、コラージュしたりすることが好きな人は、オリジナルのフォトフレームやアルバムを作りたいと思うかもしれません。このように具体的な写真の活用シーンを思い浮かべることもとても大切です。

家族の思い出を宝物にして輝かせてくれる「おもいでばこ」


写真の活用シーンとして、私も以前から興味があったのが、テレビで撮った写真を見返すことです。スマートフォンやタブレットを使って、家族みんなで写真や動画を見返すということは以前よりしていました。ただ、どうしても、家族みんなでは見づらいのです。

そこで、「おもいでばこ」デビューを果たし、テレビで写真や動画を見てみました。

すると、どうでしょう。なにもストレスなく、家族でスムーズに写真や動画を見れるではありませんか。スライドショーの動作は「おもいでばこ」にお任せして、ゆったりとした気持ちで、家族で眺めていられるのです。BGMも流れるので、楽しさやうれしさが溢れてきます。それは撮ったときの気持ちや、家族の楽しかった時間がまた流れ出すからでしょう。記憶にしまっていた思い出が、テレビに映すことで、輝きを増していきます。『家族っていいな』そんな思いがあふれ出てきます。

わが家では、おでかけした日、「夕食のあとに見ようね」と言って、その時間までに私が写真整理の担当として、「おもいでばこ」にアップします。写真を選ぶ基準は『家族と一緒に見たいかどうか』です。以前、撮った写真を全部見ようとしましたが、子どもの集中力がもちませんでした。なので、あらかじめ家族で見たい写真を選んでから、家族とスライドショーを見るのがいい流れかと感じています。わが家では「おもいでばこ」が家族の距離感を近づけ、繋がりを強めてくれているように思います。

楽しかった思い出がさらに忘れられない、忘れたくないものになる。それこそが家族の宝物なんだと思います。これからも「おもいでばこ」という人生のパートナーと共に、日本全国の家庭の笑顔、幸せを増やしていきたいです。

新潟県三条市生まれ。
2児のパパ。これまで4000人以上の子どもの写真を撮影。
2009年に新潟大学教育人間科学部卒業後、笑顔写真家として全国各地の笑顔を写す「日本全国 笑顔の旅」を経て、現在は、写真を通じた親子のコミュニケーションを広げる活動をしている。大阪を拠点に全国各地で講演活動や写真教室を行っており、未就学児を持つ親世代に多くの支持を得ている。NHKEテレ「すくすく子育て」や「天才てれびくんYOU」など多数メディアでも活躍中。
主な資格:防災士(2017年取得)。

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