えがお先生からご提案。家族みんなでもっと動画を楽しむ大作戦!

みなさん、こんにちは!各地で親子イベントを開催している、笑顔写真家“えがお先生”こと加藤雄一です。私は高校1年生の時に写真と動画を始めて、かれこれ20年以上の月日が経ちますが、写真と動画はどちらもずっと大好きです。やればやるほど、好きになっていく感覚です。

前回は、「パパの写真子育て」をテーマに、家族の笑顔の増やし方をご紹介しました。(前回の記事はこちら) 今回は「家族の動画」をテーマに、家族みんなでもっと動画を気軽に楽しめる方法をばっちりお伝えします。

この記事を読めば、『どんな動画を撮ればいいんだろう』や『とりあえずたくさん撮っておけばいいかと思っていたけど、データばかりが溜まっていって、結局まったく見返せない』という悩みが、『なるほど!こうやって撮ればいいのね』というふうに変わっていきます。

目次

”家族動画” 撮影のススメ


写真だけではなく、家族で撮影した動画、撮っていますか?私は親子向けの写真教室を開催していますが、この質問をすると半分以上のパパママが手を挙げてくださいます。私もそうですが、写真も動画もどっちも残したい!という方は多いのではないでしょうか。

では、動画の良さってなんでしょうか。私たちがなんとなく撮っている動画。そこには人の声が入ったり、子どもの動きをたくさん撮れたりと、写真には入れることができない要素がたくさん入ります。それは何年後か、何十年後かに見返したときに、家族でよりその時のことを思い出せるものになることはまちがいありません。

写真とは、またちがった家族の思い出を残せる「家族動画」をはじめてみませんか。

動画と写真は、スマホで”同時に”撮れます

写真教室で紹介すると、参加者のパパママが「知らなかった!」と驚くスマートフォンのカメラ機能を紹介します。

これを先日紹介したところ、参加者のママが「この前、子どもの運動会があって、動画を撮ろうか、写真を撮ろうかと迷って、結局動画だけにしたんです。これをもっと早く知ってたらよかったのに〜」と伝えてくれました。ぜひ、日常のシーンでも、行事やイベントなどにも使ってみてほしい機能です。

やり方は簡単です。スマートフォンで動画の開始ボタンを押したら、上の画像のように丸いボタンやカメラマークが出てきます。そのボタン/マークを押したら、写真も同時に撮れるのです。しかも、この方法ならば高画質で保存されるんです。動画から写真を切り出すこともできるのですが、それだと画質が落ちてしまいます。

さらに朗報!この方法で写真を撮るときには、ほとんどの機種ではシャッター音が鳴らなくなります。子どもが楽しく遊んでいる時に、シャッター音が鳴って、子どもが遊ぶのをやめてしまったという経験はございませんか?そのリスクを減らしてくれる、非常に使えるカメラ機能になっています。
(スマートフォンの機種によって、この機能がない場合がありますが、その場合はごめんなさい。)

家族動画の撮影で、おさえておきたい3つのポイント


家族動画を撮る上で、おさえておくと、より見返したときに輝くポイントが3つあります。

1つ目は、3分以内で見返したい場面がハッキリとわかる動画です。実際、私も長時間の動画を撮って、「おもいでばこ」を使って家族で見ていたのですが、まず子どもが飽きてしまいました。その時、妻とも「家族で見返したい場面を中心に、短時間で動画を撮ろうか」と話しました。それからというもの、子どもも飽きずに動画を見返すようになりました。

2つ目は、撮りたい場面のちょっと前、「準備している動画」も撮っておくことです。具体的に言うと、たとえば子どもの誕生日に自転車をプレゼントとしようという場面でのこと。子どもと自転車屋に行って、どれにしようかと迷って、一生懸命に考えている子どもの姿。それを動画に撮っておくのです。プレゼントでもらった後の笑顔がより輝くのを感じられると思いますよ。まだお子さんが小さいご家庭ならば、たとえば初めて靴でお出かけするシーンを思い浮かべてください。そこでは玄関で靴を履く様子を動画に撮っておくのがおすすめです。その後、お出かけ先で子どもが歩くシーンを撮ることで、ひとつのストーリーを感じることと思います。

3つ目は、ママからのクレーム動画にならないよう、パパは家族への配慮を忘れないこと。前回の記事でも紹介しましたが、ママは撮られることの準備が整ってから撮ってほしいという方が多いのです。撮る人は『自分の撮りたい気持ち』も大切にしつつ、『撮らせてもらっている』という意識を忘れないでいることが、家族みんなの笑顔につながりますよ。

「声だけ参加」も立派な出演のカタチです


ママの撮られる準備が整っていない、だけど子どもや親子のいいシーンを撮りたいという場面はたくさんありますよね。そんな時、必ずしも画面内に写らなければならないという常識を外してみてはいかがでしょうか。

どういうことかというと、私も「おもいでばこ」で過去の写真や動画を見返していたら、間接照明だけつけた暗い部屋で、子どもを抱っこしながら寝かしつけをしている動画を見つけました。

妻の子守り唄、子どものふにゃふにゃとした声、背中をトントンと優しく叩く音、それらが暗い画面から聞こえてきます。それを見返したとき、じーんと感動している自分がいました。そして必ずしも、画面に人が写っていなくても、いろんなことを思い出せるんだなと気づきました。家族の記録として、パパママや祖父母など、子どもの周りにいる大人の声や笑い声が入ることで、より素敵な思い出になると思います。

子どもが大きくなってその動画を見返した時、『こんな風に育てられたんだ』『私って大切にされていたんだな』と感じてくれるはずです。子どもの声だけが入っているよりも、動画を撮っている人や周囲の人の声もたくさん入っている、そんな動画って素敵だと思いませんか。

高画質で動画を残すことは、未来の自分たちへのギフト


最近では、4K動画もスマートフォンで撮れるようになってきました。それは、より鮮明に思い出を残せる時代になったと言えるでしょう。

これはとっても喜ばしいことだなと思います。画素数が低い動画は、高い映像と比較するとどうしても映像がぼやけてしまいます。写真や動画を撮る時に考えておきたいのは、数十年後、この写真を見返す自分や家族がいるということ。

未来の自分たちを喜ばせるためにあえて高画質で撮っているんだ、という意識でいいのではないかと思っています。子どもが大きくなってからも、鮮明に撮影したときの気持ちや記憶を思い出すことができる。それこそが、高画質で動画を残すことの価値であり、将来の自分たちへのギフトになるのではと思います。

「おもいでばこ」はこういった使う人のことを考えて、より高画質の動画を残せるようにしてくれました。2022年にリリースされた新型の「おもいでばこ」(PD-2000シリーズ)では、スマホの4K動画にバッチリ対応しています。

※メーカー注:PD-2000シリーズでは、デジタルカメラ/ムービーの動画もとりこめます。ただし、4Kを超える解像度の動画や、10bitカラーの記録方式の動画はとりこめません。また、フレームレートが60fpsをこえる動画の場合は、映像のカクツキや音飛びが発生する場合があります。(一部デジカメの動画についてはとりこめないものがあります)

アルバム&スライドショーが、家族のドラマを観ている感覚に


わが家に「おもいでばこ」を迎え入れてから、リビング・ダイニングを写真・動画をより中心とした空間に作り変えました。「おもいでばこ」を愛用するようになって、2つの魅力を感じています。

1つ目は動画、写真どちらも時系列で再生できることです。アルバムとスライドショーの機能が優れているので、簡単に写真・動画を整理できますし、それをすぐに見返すことができます。たとえば、家族旅行に行ったときのこと。旅行中に撮った写真や動画を選択して、「おもいでばこ」のアルバムに入れていきます。そしてスライドショーをすると、旅行中の写真と動画が流れます。写真がスライド中には音楽が流れ、その日にあったことや気持ちがどんどん思い出されていきます。家族と一緒に見れば、「ここ、楽しかったよね」「これ、おいしかったなぁ!」など、たくさんの会話が広がるんです。

2つ目に感じている「おもいでばこ」の魅力は、テレビの大画面で見返せることです。
スマートフォンなどの小さな画面のデバイスでは、家族みんなで見ることは難しいですが、テレビの大画面で見られることによって見やすく、臨場感が出るので、家族のドラマをリアルに観ているように感じられます。

写真や動画を見返すことによって、家族の一体感は強まり、家族の絆は育まれているなと実感します。

リビングに笑い声が生まれる。それが「おもいでばこ」の魅力です


私は家族のコミュニケーションを写真で広げる活動をしていますが、家族が集うリビングやダイニングにこそ、笑い声があふれてほしいと願っています。

家族の交流なしでは、家族の笑顔は生まれないと思っているからです。家族の交流を活発にしてくれる、それが「おもいでばこ」のいいところ。今回は動画を中心に紹介してきましたが、実際、写真よりも動画の方が好きな子どもは多いようです。私の娘(4歳)も「動くのが見たい!」と言ってきます。”動くの”とは、もちろん動画のことです。

私も娘にそう言われてから、写真と同じくらい動画を撮りはじめました。子どもたちも毎日、「おもいでばこ」を使うようになり、今では自分でリモコン操作をしています。子どもが見ていると、私も妻も、一緒に見始めます。そうして何度も同じシーンで笑ったりしています。

そんな風に家族の笑い声を毎日作ってくれる「おもいでばこ」。現代の家庭の救世主なんではないかと勝手に思っている今日この頃です。

新潟県三条市生まれ。
2児のパパ。これまで4000人以上の子どもの写真を撮影。
2009年に新潟大学教育人間科学部卒業後、笑顔写真家として全国各地の笑顔を写す「日本全国 笑顔の旅」を経て、現在は、写真を通じた親子のコミュニケーションを広げる活動をしている。大阪を拠点に全国各地で講演活動や写真教室を行っており、未就学児を持つ親世代に多くの支持を得ている。NHKEテレ「すくすく子育て」や「天才てれびくんYOU」など多数メディアでも活躍中。
主な資格:防災士(2017年取得)。

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