こんにちは、おもいでばこアンバサダーズ事務局です。
9月末に行われたアンバサダーイベントで前回のHIRO君インタビューに続き、今回は参加者の皆さんから非常に深い共感をいただいた「みんなの写真整理」のトークセッションを詳しくレポートします。
今回のイベント実施にあたり、事前にアンバサダーの皆さんにアンケートをとったところ、最も知りたい!と票を集めたのが、「みんなの写真整理術」。「もしかしたらこの人の使い方は誰かの心にも残るかもしれない」と登壇者に選ばれたのが、バッファローで「おもいでばこ」担当広報である小粥(おがい)。家では一児の母で、自らもユーザーとして「おもいでばこ」を愛用していたところ、広報にも抜擢された経緯があります。
「おもいでばこおもいでトーク」にも登壇いただいたデジタル写真整理の専門家・内川功一郎さん、写真整理アドバイザ―・浅川純子さんにもプロのコメンテーターとしてご登壇いただきました。
整理メソッドでない、共有したい感情を残す「おもいでばこ」ならではの写真整理
―子育て中の「たいへん」アルバム
今回、小粥の「おもいでばこ」を実際に持参。小粥家での「おもいでばこ」の楽しみ方をそのまま紹介しました。
およそ2,3年前、初めての子育てで戸惑うことが多かった育休中に「おもいでばこ」が活躍したと、まずは語りだしました。
当時、夫が仕事に出ている間に起こった子育ての大変なことも、言葉で伝えるだけでは、疲れて帰ってきた夫に聞き流される・・・という悩みを持っていました。そこで写真を残して写真で大変さを伝える「たいへん」というタイトルのアルバムを「おもいでばこ」の中に作成。ご飯をひっくり返したときや涙が止まらない息子さんの姿を収めて写真を保存していきました。大変だったときのことをしっかり写真に収めていった結果、「大変だったんだね」の共感の熱量が変わったとお話されていました。このアイデア、同じ悩みをもつお母さんたちには重宝しそうです。
お子さんの成長にあわせて撮る写真も変化。
息子さんも成長し、「たいへん」なことも少しずつ減ってきた今はまた、「おもいでばこ」の使い方も変化。「作品」というアルバムを作り、保育園で作ってきたものや崩してしまうブロックなど残しておけないものはとにかく写真を撮って「おもいでばこ」に入れるようになったとのこと。
前回のアンバサダーイベントでブロガーのむねさださんがお話しされていた「お子さんの作品も撮影して『おもいでばこ』へ」という活用方法を聞き、「これだ!」と思ったそうです。
最近では息子さんもどの写真を入れるか一緒に選んだり、息子さん自身も残すことを意識して作品を作って「撮って」と声をかけてくるようになってきたそうです。
「写真は記録だけでなく記憶のフック」
写真を見ながらひとつひとつエピソードを語る小粥に「写真は記録だけでなく、記憶のフックでその写真から引き出される言葉があるかないかでその写真のもつ力が変わってくる」と内川さんはコメントしました。写真を単に保存しておくだけでなく、一緒に思い出せるエピソードがあるというのが重要なことと言います。そういった意味でも「おもいでばこ」は思い出を引き出すスピードがはやいのも特徴です。また、枚数を気にせず写真を入れておくことができるので、日常のささいなことも息子さんとのエピソードをあわせて一緒に保存しておくことができるようになったそうです。たとえば、息子さんの写真に「靴下」のような作品が入っていました。そのときはただの不思議な作品としか思わなくても、撮った日付と一緒にさかのぼると、時期はクリスマス。「クリスマスだから靴下か!」とより深く本人の意図が読み取れました。
「写真に紐づく情報が多ければ多いほど写真の持つ力も大きくなる」。残すことは大事ということをまさに実感できるエピソードでした。
たまっていくものと素敵にさよならするための
「ありがとう儀式」
子育てをしていると、だんだんと増えていく子どもにまつわる物たち。「特に思い入れの強いものは捨てられない」と語る小粥が始めたのが、「ありがとう儀式」というアイデアでした。例えば、息子さんが保育園に入るときに買った思い入れの強いお給食セット。なかなか捨てられなかったそうですが、写真や動画で「ありがとう」のコメントと共にお別れをするようになりました。それらの写真は「おもいでばこ」の「ありがとう儀式」のアルバムのなかへ。息子さんの「ありがとう」の言葉と一緒に残すことで、物を捨てられるようになるだけでなく、お子さんに「ものを大切にする」ということも一緒に伝えることができる素敵なアイデアとなりました。
写真や動画の整理を超えて「気持ち」の整理まで。
浅川さんは、「おもいでばこ」を使って、写真や動画を残していけば、気持ちも整理するのがうまくなると思うと話されました。写真や動画をシームレスに保存できて、いろいろなアルバムを簡単に作ることができる「おもいでばこ」。一見意味のないかもしれない写真やアルバムでも残しておく。それが会話のネタになったり、いつか思い出すときに楽しい気持ちになったりするというのは、写真を残し続けていくことのモチベーションにもなりますね。
「おもいでばこ」ユーザー同士ならではのポイントがたくさん詰まったトークセッションでした。お三方の「おもいでばこ」から見えてきた視点は、写真をもっと暮らしに役立てるヒントとなりそうです。
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