「おもいで」を家族がいつでも取り出せる場所

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溜まっていく写真をどうするか問題

2005年、2010年、2012年生まれの3兄弟の母をしております。私のおもいでばことの出会いは、2014年の初め。かれこれ、10年以上おもいでばこを使っています。

10年前の2014年は、ガラケーからスマホへの過渡期。機種変するタイミングでみんながスマホへ乗り換えていった時期です。
子どもたちも小2・保育園2歳児クラス・0歳児クラス。子育てしていると、目まぐるしく変わる子どもの表情の1分1秒すべてが思い出に残しておきたい瞬間。スマホがあれば、簡単に高画質の写真が、動画が撮れるようになりました。
そう、新しいもの好きの私は、2011年からスマホを使い始めていましたので、日々増え続ける写真と動画の整理に頭を悩ましていたのです。

それまでは、デジカメやガラケーで撮った写真は、パソコンに取り込み、溜まってきたら外付けハードディスクに移動して保管。年月順にフォルダに入れているだけで写真は溜まっていくばかりでした。
写真を見返すのは年賀状を作るときぐらい。家族で一番パソコンに詳しいのは私。でも、私以外は写真に簡単にアクセスできない。そろそろ私以外でも見返せるように整理をしなくちゃ…とは思っていました。
周囲のママさんやブログで見かけるママさんは、フォトブックを作ったりしているようでした。しかし、なんせズボラで面倒くさがりの私。1年ごとにフォトブック作成なんて続かないだろうなぁ…とは思っていました。しかも3人分あるし…。

ズボラな私にピッタリの「おもいでばこ」との出会い

そろそろ、外付けのハードディスクもいっぱいになりそう。そこで私は「ハードディスクの容量を大きいものに買い替えるのなら、ネットワークにつなげることのできるハードディスク(NAS)に買い替えて、写真と動画を保管しよう!」と思い立ちます。これならその都度パソコンと外付けハードディスクをつながなくても、いつでも自分のパソコンからも家族のパソコンからもアクセスできるぞ、と。

家電量販店のハードディスク売り場に行って下調べをし、何社かのパソコンの周辺機器カタログをもらって帰ってきました。その中の1冊がバッファローのカタログでした。そして、そのカタログのNASの項目の近くに「おもいでばこ」が掲載されていたのです。そう、写真の保存に特化したNASが「おもいでばこ」だというではないですか。
カタログを見てすぐ、おもいでばこのホームページを調べました。「簡単そう…! パソコン開いてじっくり写真の整理とか、時間に追われてなかなかできないし、ズボラな私にピッタリだ!」と思い、ポチッとして今に至ります。

バッファローの紙カタログ、当時は「おもいでばこ」も掲載されていた!

子どもが大きくなって、自分たちで見るように

そして2024年。小さかった子どもたちは、大学生・中2・小6になりました。子どもたちもそれぞれ活動するようになり、親が一緒に行動することは少なくなったので、撮影する枚数は昔よりぐっと少なくなりました。でも、運動会・体育祭や、旅行、部活の大会などのイベントがあると、その都度、写真や動画をデジカメやスマホからおもいでばこへ移しています。

デジカメで撮った写真や動画は、SDカードをおもいでばこへ挿して、本体の取り込みボタンを押すだけ。

たいてい、ここから、子どもたちの大鑑賞会が始まります。

例えば、末っ子の小学校の運動会の後。今日撮った写真や動画をおもいでばこへ取り込むと兄弟でワイワイ見始めます。すると、小さいときの自分と比べたり、お兄ちゃんのときはどうだったんだろう?とカレンダーをさかのぼって、何年か前の小学校の運動会へタイムスリップしたり。お兄ちゃんたちも「こんな種目をやったなぁ!」とか「同じ学年で比べると、〇〇の方が体が大きい!」とか、しばらくリモコンを操作する手が止まらず、子どもたちでリモコンの取り合いになります。
アルバムを見る主役は、今やすっかり子どもたちになりました。

デジタルアルバムで出会う昔の自分

自分が小さいときのことは、あんまり覚えていないものです。また下の子たちは自分が生まれる前の家族の姿は知りません。自分の小さいときの写真だと思ったら、兄弟の小さいときの写真だったりする取り違えはしょっちゅうで、タイムスタンプを見たり、子どもたちの区別がつく私が後ろから「違うよ、△△ちゃんだよ」と指摘すると「よく似てるなぁ」と子どもたち同士でビックリして面白がっています。

おもいでばこを見ながら、「このおもちゃでよく遊んでたね」「このテレビ番組が好きだったね」「ここ、どこだっけ?」と家族で会話が弾みます。

また、お遊戯会や合唱コンクール、運動会のリレーなど、細切れに残しておいた動画や、保育園時代に有志の保護者が編集してくれた卒園ムービーなども、ひとまとめに入れておくことができるので、写真と動画をシームレスに楽しんでいます。アルバムとホームムービーだと、メディアが違ってバラバラに保管されているため撮影者以外が引っ張り出してきて一緒に見るのは簡単ではないことが多いと思います。でも、一緒に保管できるおもいでばこなら子どもたちだけで、写真も動画も簡単に見比べることができます。

自分も親がまとめた紙のアルバムをめくりながら、自分の知らない、もしくはおぼろげな記憶しかない昔のことを新鮮で懐かしい気持ちで眺めたものでした。
子どもたちもおもいでばこを見ながら「あぁ、こんな子ども時代があったんだ!」と懐かしく思い出したり、追体験したりしているのだと感じています。
写真や動画には撮影者の眼差しが記録されているような気がします。きっと時間を超えて、親子で愛情を渡したり、受け取ったりできるのでしょうね。

家族の真ん中にあるデジタルアルバム

10年使い続けてきたおもいでばこは、我が家ではすっかり生活に馴染んだ手放せないツールです。なんでもポイポイ取り込めて、手軽に記憶にアクセスできる、そんなアルバムになりました。
結局、ズボラな私は今まで一度もフォトアルバムを作っていません。一番上の子が社会人になって独立するときは、おもいでばこをもう一台買って、その子を中心としたデータを入れてあげて「おもいで」を分家させてあげたらいいかな?と最近は思っています。

長くおもいでばこシリーズが続いてくれて、ユーザーとして嬉しく思っています。あのときおもいでばこに出会えて本当によかった! そして、これからも家族がいつでも思い出を取り出せるように、ずっと思い出を預けておきたいです。

誰でも簡単に使える「おもいでばこ」。おもいでばこシリーズが20年、30年と長く続いていってほしいと願っています。

左から、我が家の3代目、2代目、初代の「おもいでばこ」たち
本記事のライター

ブルーベリー

男子ばかり3兄弟の母。日々のライフログにと始めたTwitterは、Xになった今や、ママアカウントからすっかり趣味のアカウントに。

Xでは好きなことや興味のあることを、つれづれと綴っています。

「迷ったら、心がワクワクする方へ」
https://x.com/blueberry_RD

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