こんにちは。おもいでばこアンバサダーズ事務局です。
両親に、日ごろの感謝を伝えるプレゼントって、自分も年を重ねるごとになかなか難しいですよね。身の回りにモノがあふれている今の世の中、なかなか心から喜んでもらえるプレゼントが思いつかない。
5月の母の日、そして6月の父の日が近づいてくる今の時期、「感謝を込めて何かを贈りたいけど・・・」と、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、遠く離れた土地に姉世帯と暮らす80歳のお母さまを持つ、ある女性のストーリーをご紹介します。
デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」のプレゼントをきっかけに、写真から遠ざかり気味だったお母さまの思いが変化し、再び楽しみを見つけていきます。
「ひとつの小さなモノが、びっくりするぐらい生活を豊かにすることがあります。」
そんな嬉しいメッセージと共に、お母さまと写真をめぐる素敵なストーリーをどうぞ。
古いアルバム、プリント写真、デジカメ、スマホ。ばらばらの写真が、整理を難しくしている
こんにちは。写真整理アドバイザーで、おもいでばこアンバサダーズの網野千代美です。
普段は、プリント写真をデータ化して整理する写真整理セミナーや、スキャナを使ってデータ化を進める写真整理クラスを定期的に開催しています。
会の参加者から、家庭の中で点在している写真をどう整理したららよいのかわからないというお悩みをよく相談されます。例えば古いアルバムやプリント写真、デジカメで撮った写真、スマホで撮った膨大なクラウドのデータなど、写真とひとくくりに言ってもさまざまな形があります。このように、多様な形で写真が家庭に混在している状況が写真整理を難しくさせているのだと思います。
「おもいでばこ」はそんなお悩みを、ハードル無しに解決し、家族で楽しめるツールとして非常に役立つと思い、セミナーの際にはみなさまにおすすめしています。
そんな「おもいでばこ」ですが、昨年3月、広島の実家で暮らす私の母にもプレゼントしたところ、この1年で、母の写真に対する向き合い方や日々の暮らしに張りが出て、写真を通じて私との会話も増えた!という大きな変化がありました。
写真は「撮って終わり」ではなく、家族をつないで思いを共有する特別な存在なんだな・・と強く感じる出来事でしたので、ご紹介させていただきます。
母へのプレゼント企画のきっかけは、写真の保存に関する悩みの声から
仕事がら「おもいでばこ」の良さを実感していたので、いつかは実家の親にも「おもいでばこ」をプレゼントしたい! と日ごろから考えていました。
実は父が5年前に亡くなり、母は現在、広島の実家で姉世帯と一緒に暮らしています。私自身は、実家に1年に1度帰るか帰らないか。近くに住んで頻繁に顔を見に立ち寄る距離ではないため、普段の様子を知る機会は多くありません。
以前の母は、デジタル一眼レフカメラが趣味で、山野草などを撮影しに積極的に山などにも出かけ、私の娘や、姉の子供の写真などもたくさん撮ってはソフトで加工してプリントしたり、好奇心をもって様々なことを楽しんでいました。しかし、最近は、当時の熱意も少し薄れてしまったようで、年齢的・体力的に仕方がないことなのかな… と思っていました。
実家では、20年ぐらい前からパソコンを使い続けており、写真のデータも紙のアルバムも膨大にあります。母からは、「写真が入ったままのUSBメモリやハードディスクがたくさんある。どこに何が入っているかわからないけど、どうしていいかもわからなくて・・・」という悩みを聞いていました。
そこで、「おもいでばこ」で、ばらばらのデータを一か所にまとめることができれば、ひとまず、母に安心してもらえるかな?、という思いがありました。
もちろん、「おもいでばこ」を気に入って楽しんでくれればなおうれしい!という気持も含みつつ。
量が多すぎて諦めていた写真の見返しが、簡単に解決
昨年3月、実家に帰省する機会があり、あらかじめ「おもいでばこ」にわが家の写真をセレクトして保存したものを持参しました。帰省後は、実家でバラバラになっていたハードディスクやUSBから旅行や山歩きの画像、生前の父が残したスケッチの画像などを保存しました。その数、なんと約45,000枚。
保存の際、重複画像も省いてくれた上に、撮影した年別・月別に写真がテレビ画面で表示されるようになったことが、母には大感激だったことが印象的でした。
これまで、パソコンを買い替えるたびにハードディスクでバックアップを取ってはいたものの、それぞれのハードディスクにはダブってしまっている写真も多く、あまり量の多さに見返すこともできていませんでした。それが、写真が一か所にまとまっただけでなく、新しくデジカメやスマホで撮った写真もカンタンに保存ができるように。さらに、カレンダー表示から時系列に出来事を振り返ることができるようになりました!
写真がきっかけで大切な思い出が蘇る
写真を保存したら、次はテレビの大きな画面に写真を映し出して鑑賞会です。母と昔の写真を一緒に見ては、そのときの思い出やエピソードを語り合いました。
山野草を撮っていたころは、私はもう実家を離れていたので、こんなにあちこち出掛けていたのか、という驚きと、撮った場所や情景をしっかり覚えている母に感心したりしました。
父が生前残したたくさんのスケッチの画像は、母も随分久しぶりに見たようで、懐かしい気持ちでたくさん見返しました。
実家の滞在は3~4日程度。
広島にはたびたび来れるわけではないため、ただ設置しておしまい、にならないよう、一般社団法人パソコープによる解説書籍「おもいでばこを使いこなそう」をプレゼントに添えておきました。
「おもいでばこ」をプレゼントしてから1年の時を経て、変わった写真との関係
それから1年が経過し、母が今どうなっているかというと…。
「おもいでばこ」にすっかりはまり、再び写真の撮影にハマり、写真の整理も楽しんでくれています!!
最近は、撮って見返す楽しみを満喫するため、次のような方法で活用しています。
①デジカメで撮影 ⇒ すぐにおもいでばこに保存
②時々見返して好きな写真をパソコンで加工 ⇒ プリントしてボードに貼って飾る
これまで、母とは、体調や近況をLINEアプリで尋ねること程度の連絡となっていました。
しかし、「おもいでばこ」をプレゼントしてからは、撮影した写真をLINEで送りあったり、もらった写真をお互い「おもいでばこ」に保存したりして、写真を介したコミュニケーションがぐっと増加しています。
母は、「おもいでばこでこんなことをするにはどうしたら?」といった疑問があると、チャットや電話で尋ねてきて、私が説明する、といったやりとりも増えました。そんな説明だけでちゃんとひとつひとつ、おもいでばこの機能を覚えて、母ができることがどんどん増えていくのも、「おもいでばこ」の魅力です。
今、母は、iPhoneアルバムスキャナ Omoidori が欲しいな… と言っています。それを使って自宅に眠る古いアルバムをデータ化し、フォトブックも作れたらいいなあ、と先の楽しみに思いをはせているようです。
母は元来、新しいものに抵抗がなく、好きなものに夢中で取り組み、自分なりにいろいろなことにチャレンジするタイプです。ここ数年、写真から少し離れていましたが、「おもいでばこ」を使い始めたことで、以前の母のパワーが戻ってきたように思えます。
モノをきっかけに母の心に新しい風が吹いた
ひとつの小さなモノが、びっくりするぐらい生活を豊かにすることがあります。
もともとやりたかったけど諦めていたことを、もう一度思い出すことがあります。
新しい風が吹いたように、久しぶりに楽しみを見つけて生き生きしている母の声を聞くと、「おもいでばこ」をプレゼントして、とてもよかったと実感しています。
「おもいでばこ」はモノではありますが、そのモノをプレゼントしたことで、結果的に「写真整理の楽しさ」「楽しみのある暮らし」「家族とのコミュニケーション」という「コト」に化けたんだな、と思っています。
ちなみに母は80歳。
世間のイメージする80歳ってどんな感じですか?「おもいでばこ」を使えるの?楽しめるの?無理じゃない?って思っていたら、もしかしたらちょっと違うかもしれません。
母の日のプレゼントに「おもいでばこ」はどうかな?と考えている方に、私と、私の母のストーリーが参考になりましたらうれしいです。
「おもいでばこ」を贈る際のちょっとしたアドバイス
「おもいでばこ」をプレゼントするときは、本体をパッケージのまま手渡すだけでなく、あらかじめお孫さんの写真を入れたり、設置当日、その場で撮った写真をおもいでばこに保存して一緒に見るなどするなど、モノだけでなくコトを添えて贈ると、お母さんも一層親しみを持って「おもいでばこ」を受け取ってくれるのではないかと思います。
「おもいでばこ」は、アルバムでもあるのですから、写真を保存することで、写真のプレゼントも兼ねるんです。しかも、大きなテレビの画面で見ることができます。
写真を楽しみつつ、私はこんな使い方をしているよ!と一緒におしゃべりすることで、楽しさやワクワク感も増すのではないでしょうか。
「おもいでばこ」は、そんな体験のひとときも、一緒にプレゼントできるのです。
母の日の贈り物に「おもいでばこ」、とってもおすすめですよ。
▼デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」