ムシムシ・ジメジメの梅雨も後半に差しかかり、晴れた日の空と太陽は少しずつ夏の顔に。そんな初夏を感じるこの時期は、日差しも控えめで意外とおでかけにぴったりな季節です。
そこで今回は、初夏のおすすめフォトスポットを撮影のコツとともにご紹介。家族の行楽にもぴったりなので、次のおやすみには家族でおでかけがてら、素敵な写真撮影にチャレンジしてみませんか?
【その1】初夏の「渓流・滝」はシャッタースピードで表情が変わる
まだ暑さに慣れない初夏の時期に家族でおでかけするならば、人でごった返している海よりも、涼を求めて爽やかな渓流・滝のある山奥へ足を伸ばしてみてはいかがでしょう。川や滝は、絶好の良(涼)写真スポット。撮影方法によって同じ風景でもガラリと雰囲気が違ってくるのがポイントです。
川や滝などの動いているものを撮影する際には、シャッタースピードを調節してみるとさまざまな表情の写真が撮影できます。シャッタースピードを上げて撮影すると、動いている被写体の一瞬を捉えられます。水のしぶき一つまでくっきり粒立ったダイナミックで爽やかな印象の写真を狙ってみましょう。
逆にスピードを下げると、被写体の動きが強調され水の流れがまるでシルクのように写り幻想的な1枚に仕上がります(白とびに要注意)。
シャッタースピードは一眼カメラの場合、「シャッタースピード優先モード」を選ぶことで調整できます。操作方法はカメラのヘルプ機能などで確認しましょう。
また、最近では、スマートフォンでもシャッタースピードが設定できる高機能モデルも登場。
撮影アプリでもシャッタースピードが調節できる便利なものもあるので、写真はスマホで撮影する派の方も、同じ場所を2種類のシャッタースピードで撮影して、その違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
※水場での撮影はカメラはもちろん自身の防水・防滴対策をしっかりとしておきましょう。
【その2】夜が過ごしやすい初夏の時期こそ夜景を撮ろう
夕暮れの過ごしやすい時間を狙って夜景の撮影におでかけするのがおすすめです。高台にある公園や工業地帯など、みなさんの身近なところにもたくさん撮影スポットがあるはず。
夜景の撮影ポイントはタイミングです。夕暮れの街並みから日が完全に沈むまでの時間に撮影すれば、さまざまな表情の街並みをおさめられます。
とはいえ光の少ない夜の撮影にはちょっとした工夫が必要です。夜景モード付のカメラやスマートフォンならモードを活用しましょう。手動にこだわる方は、光に対する感度(ISO感度)の設定に気を付けましょう。
さらに、夕暮れのタイミングでは日没と街並みの両方がキレイに撮影できる方角へ、あらかじめ三脚を使いカメラをセッティングしておくと、夜へと表情を変えていく街並みを、より美しく写真に残すことができます。
もちろん、暗い場所で光を撮ろうとしているので、スマホのライトや懐中電灯など光の出るものの取扱には十分に注意してください。
普段何気なく過ごしている身近な街並みも、改めて見渡してみると新しい発見があるかもしれません。夜景を見ながら親子で過ごす時間はきっと記憶に残るよい思い出となるはずです。
季節のアルバムを「おもいでばこ」に
撮り終わった写真はおうちに帰って早速「おもいでばこ」にまるっと保存しちゃいましょう。厳選した写真を「初夏」アルバムにまとめると、爽やかな初夏の写真をいつでも見返すことができます。春夏秋冬、季節ごとにアルバムを作っておけば「おもいでばこ」はあなたと家族だけの歳時記に早変わり。「おもいでばこ」と小さなひと手間が、家族の暮らしをグッと風流に変身させてくれるのです。
カメラと「おもいでばこ」で、家族で夏の訪れをエンジョイしましょう。
▼おもいでばこ
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