機種変更前のスマホ、捨てることができない理由の一つは「写真や動画」
手元にある古いiPhoneやAndroidスマホを捨てたり売ったりしたいけれど…
- 「大切な写真や動画がたくさん入っていて、今のスマホにすべてを移動できない」
- 「ほかの機器にバックアップを取っていない」
といった理由で、なかなか手放せない方は多いのではないでしょうか?
しかし、古いスマホはいつ壊れてしまうか分かりません。
放置しているうちに、二度と電源が入らなくなってしまう恐れも…。
また、iPhoneやAndroidスマホは下取りに出せばそれなりの金額になるので、早めに写真を移動させ、処分したいですよね。
そこでこの記事では、古いスマホから大切な写真を取り出したい方に向けて
- 古いスマホから写真データを取り出す方法
- 取り出した写真データを見やすく保存する方法
について、解説していきたいと思います。
iPhoneやAndroidスマホから写真データを取り出す方法
iPhoneやAndroidスマホから写真データを取り出す方法としては、下記の3つの方法が考えられます。
- クラウドサービスを利用する
- パソコン経由でコピーする
- 「おもいでばこ」を利用する
それぞれの特徴や方法、メリット・デメリットをまとめていきます。
1.クラウドサービスを利用する
まず挙げられるのは、iCloudやGoogleフォトなどのクラウドサービスを利用する方法です。
クラウドサービスを使って、古いスマホから写真を取り出す方法
スマホでクラウドサービスを利用する手順は、下記の通りです。
- アカウントの登録およびアプリを取得する
- 写真や動画をクラウドサービスにアップロードする
写真や動画をクラウドサービスにアップロードすることで、別のスマホで見たり、ダウンロードすることが可能になります。
クラウドサービスにアップロードできる写真や動画の上限には各サービスごとに上限があり、枚数ごとに月額費用が変わります。
代表的なクラウドサービスの料金を表にまとめてみましたので、参考にしてみてください。
クラウドサービス 容量・料金別
容量 | Googleフォト | iCloud | Amazon Photos | DropBox | One Drive |
5GB | 無料 | 無料 | 無料 | ||
15GB | 無料 | ||||
50GB | 130円 | ||||
100GB | 250円 | 250円 | 229円 | ||
200GB | 380円 | 400円 | |||
1TB | 1,300円 | 1,284円 | |||
2TB | 1,300円 | 1,300円 | 1,500円 | ||
3TB | 1,850円 |
クラウドサービス 特徴別
Googleフォト | iCloud | Amazon Photos | DropBox | One Drive | |
特徴 | 無料の保存容量が大きい | 130円からのお手軽プラン有 | プライム会員であれば写真ストレージは容量無制限。動画は5GBまで。 | 容量の選択肢が少ない。 ※Drop Boxは年間契約の場合は2TB月額1,200円で利用可能。 |
1TB以上の購入でWordやExcelなどのアプリを利用可能 |
※料金は月払いの場合です。2023年1月時点の情報をもとに作成しています。
それぞれ容量や特徴が異なるため一概には言えませんが、15GBまで無料で使えるGoogleフォトか、Amazonプライム会員であれば、写真は容量無制限で使えるAmazon Photosがおすすめです。
クラウドサービスを利用するメリット
古いスマホの写真を取り出す方法としてクラウドサービスを利用するメリットは
- アプリを取得し、アカウントを登録するだけなので気軽に使える
- 写真の枚数や使い方によっては、費用が無料もしくは安く済む
- いま使っているスマホでもすぐに見返せる
が挙げられます。
思い立ったらすぐに利用できるのは、使いやすいですよね!
また、写真が少なかったり短期間の利用で済む場合は、費用も無料か安く済みます。
クラウドサービスを利用するデメリット
古いスマホの写真を取り出す方法としてクラウドサービスを利用するデメリットは
- OSのバージョンによっては利用できない場合がある
- 一度有料プランを契約すると、解約しない限り、月額費用がかかり続ける
- 取り出したあと、保存するには別に保存機器が必要
が挙げられます。
クラウドサービスはアプリを通じて利用するため、OSのバージョンによっては利用できないものもあるようです。
また、一度有料プランを契約すると、解約しない限り月額費用がかかり続けてしまいます。
写真の枚数が多かったり長期間利用する場合は、トータルでは費用が高額になってしまうので、気を付けたいですね…!
2.パソコンを経由する
次に、パソコンを経由して写真を取り出す方法や、メリット・デメリットについてまとめます。
パソコンを経由して古いスマホから写真を取り出す方法
パソコンを経由して古いスマホから写真を取り出す方法は、下記の通りです。
- 古いスマホとパソコンを接続する
- 取り出したい写真をパソコンにキープする
古いスマホとパソコンは、ケーブルがあれば接続可能です。
パソコンを経由するメリット
古いスマホの写真を取り出す方法としてパソコンを経由するメリットは、
- すでにパソコンを持っていれば、すぐに取り出せる
- OSのバージョンにあまり左右されない
が挙げられます。
直接ケーブルでつなぐ形になるので、OSのバージョンにあまり左右されずに使えるのではないでしょうか。
パソコンを経由するデメリット
古いスマホの写真を取り出す方法としてパソコンを経由するデメリットは、
- 写真の数が多ければ時間がかかる
- 取り出したあと、保存するには別に保存機器が必要
が考えられると思います。
転送する枚数が多いと時間がかかってしまいます。
また、パソコン本体に大量に写真を保存すると、パソコンの容量不足をまねき、動作不良の原因となる恐れもあります。
そのため、写真の保存には別の機器を準備することがおすすめです。
「おもいでばこ」を利用する
最後にご紹介したいのが、デジタルフォトアルバム「おもいでばこ」を利用する方法です。
「おもいでばこ」は、スマホをアプリやテレビにつないで、写真や動画を保存、整理できるデジタルフォト・アルバム。
アプリで使える手軽さと、ハードの中に保存する安心感の両方を併せ持つハイパフォーマンスなアイテムです。
古いスマホだけでなく、ビデオカメラやUSBメモリーなどさまざまな機器から取り込みできるので、写真を一括で保存・整理するのにとてもおすすめです!
「おもいでばこ」の特徴
「おもいでばこ」には、下記のような特徴があります。
- スマホ内の写真・動画の保存はアプリやケーブルを通じて簡単にできる
- 別のスマホで写真を見たり、LINEやGoogleフォト、SNSへの共有も簡単
- 写真を見たり、整理するにはアプリやテレビ画面で可能
- 買い切り型で容量が大きく、取り込んでそのまま保存できる
それぞれ詳しく解説していきますね。
「おもいでばこ」を使って古いスマホの写真を取り出し、今のスマホで楽しむ方法
「おもいでばこ」を使って古いスマホの写真を取り出し、今のスマホで楽しむ方法を、詳しく解説していきます。
古いスマホ内の写真・動画の保存はアプリやケーブルを通じて簡単に
おもいでばこは、専用アプリをスマホにインストールし、そこからアプリを通して写真や画像を転送することができます。
スマホとおもいでばこを、直接ケーブルでつなぎ、転送することも可能です。
別のスマホで写真を見たり、LINEやGoogleフォト、SNSへの共有も簡単
古いスマホから「おもいでばこ」に転送した写真や動画は、アプリ経由でほかのスマホで楽しむことができます。
また、LINEやSNSへの共有も簡単です。
写真を見たり、整理するにはアプリやテレビ画面で可能
おもいでばこ内の写真や動画は、アプリやテレビ画面で整理可能です。
古いスマホ、いまのスマホ、ビデオカメラの写真なども、取り込むことで一括で整理できます。
買い切り型で容量が大きく、取り込んでそのまま保存できる
おもいでばこは課金するものではなく機器を買う買い切り型です。
容量が大きいため、取り込んでそのまま保存可能。
課金しつづけるものではないので、枚数や利用期間によってコスパよく利用できます。
いつも使っているスマホで写真や動画をみる
写真の撮影日をもとにカレンダーがつくられます。このように一覧から写真を探すことができます。
家の外へ写真を持ち出す
帰省などのタイミングで遠くにお住まいの家族へ写真を見せたいときってありますよね。でも、家のリビングに設置している「おもいでばこ」を取り外し、家の外へ持ち運ぶのはちょっと大変です。そんなときは、アプリの「クリップ」機能を活用すれば、選択した写真をスマホにいれて持ち運ぶことができます。
スマホから別のスマホに写真を移す
スマホから別のスマホに直接写真を送る場合でも、「おもいでばこ」を経由すると、たったの2ステップでやりとりできます。
- 送る側のスマホのアプリ操作で写真を「おもいでばこ」に送ります。
- 受け取る側のスマホのアプリ操作で写真を「おもいでばこ」からかきだします。
まとめ
古いスマホに写真をいれっぱなしだと、経年劣化で知らないうちに故障してしまっていた、なんて事故が起きてしまわないか気になってしまいますね。そんな万が一の事態の備えとして、バックアップしておくと安心です。
バックアップと聞くと敷居が高く感じるかもしれません。スマホに入っていた写真や動画を「おもいでばこ」に入れておくだけで、バックアップができたことになるのです。つまり、同じデータを複数の場所に置かれたことで、万が一どちらかが故障してもデータを救いだすことができるようになります。
このように、写真や動画を見て楽しむだけでなく、渡す場合においても中継地点として活躍する「おもいでばこ」。
その便利さを肌で体感してみてください。