すっかり涼しくなって、あちこちでコスモスが目に留まる季節になりましたね。群生しているコスモスはもちろんキレイですが、道端に少しだけ咲いているコスモスも構図を考えて撮影すると、意外にいい写真になるんです。さらに、iPhoneでも背景をぼかした柔らかい写真を撮る方法もご紹介します。
3種類の構図を使い分ける
3分割構図
こちらの写真は3分割構図で撮影したもの。グリッドが交差する4つの点のどれかに被写体の中心を配置する構図で、バランスのいい写真に仕上がりやすい構図です。まずは、花の咲いている方向に空間を作ってましょう。
対角線構図
こちらの写真は対角線構図で撮影したもの。画面の四隅の対角線上に斜めに被写体を配置します。奥行きや広がり感を演出できる構図です。
日の丸構図
こちらの写真は日の丸構図で撮影したもの。日本の国旗のように、画面の真ん中に被写体を配置します。単調な写真になりやすいですが、被写体のインパクトを強調したい場合や、スクエアで撮影する場合には効果的にな構図です。
グリッドの表示方法
上の写真のようにグリッドを表示して、いろいろな構図を試してみてください。
少しずつずらして何枚か撮影して、一番いいものを選びましょう。
【おまけ】寄って背景をぼかすのも効果的
メインの被写体をできるだけアップに
iPhone 6で試してみたのですが、iPhoneのカメラは被写体から約5cmの距離まで近づいて撮影できます。メインの被写体に近づきながら、ピントが合わなくなったところからちょっと下がって撮影します。被写体と背景の距離が遠いほどキレイにぼけます。
もう一つの方法はズームを使います。ズームを使わない場合と比べて、背景との距離が近くてもボケるのですが、背景の写る範囲が狭くなるので、背景に気を付けましょう。
背景を考える
背景によって写真のイメージはすごく変わります。先ほど紹介したズームの写真と比べてみてください。花の大きさが同じでも背景が違うだけで、こんなに雰囲気が変わります。空の効果は絶大です(笑)
ちょっとしたコツで、キレイでやさしい写真が撮れるはずです。
お手持ちのiPhone で花や植物をたくさん撮ってみてください。
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